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嫁姑問題の悩みもこれで解消!? 近年注目を集めている“二世帯近居”とは?


野村不動産アーバンネット株式会社は、2015年3月25日~30日の期間において、親と同居・近居している30~49歳の男女、子と同居・近居している50~69歳の男女の計500名を対象に、「同居・近居ついてのインターネット調査」を実施した。

世帯を持つようになると、直面するのが親との関係性。別居を選ぶ人もいれば、二世帯住宅を選ぶ人もいる中、近年、注目を集めている居住形態に“二世帯近居(以下、近居)“という住まい方があるのをご存知でしょうか? 一緒に住むわけではないけれど、最寄駅を同じにするような近いエリアに住んだり、同じマンション内で別フロアに住む、といったように、お互いの家を気軽に行き来できるような距離で別々に住む居住形態がいわゆる“近居”。

現在、“近居”をしている人、“同居”をしている人それぞれ「どのような居住形態にしたいか」を聞いたところ、“近居”をしている人は「今のままがいい」という回答が84.0%と大多数を占めたのに対し、“同居”をしている人については67.6%と、“近居”の方が居住形態への満足度が高いという結果に。

“同居”している人が“近居”したいと考える理由に、「同居だとお互いの生活観の違い」「騒音などがうるさい」「生活に口を出されるのがうるさい」「近からず、遠からずが理想」といった意見がみられた。その結果から、ほどよい距離感が保てる“近居”を理想と考える人が多いことがわかった。

続いて、現在、“近居”をしている人に、“同居”を選択しなかった理由を聞いたところ「プライベートを保ちたいから」が63.8%と最も多く、「ライフスタイルが違うから」が52.4%と、起床・就寝時間や食事の時間、お風呂の使い方などの違いから親世代と子世代の間にストレスが生じることを避け『お互いのライフスタイルを尊重しあいたい』と考えている人が多く、お互いの過剰な干渉を避けたいという理由で、“同居”を避ける傾向が多くみられた。

また、現在、“同居”をしている人に、“近居”について感じるメリットを質問したところ、「ほどよい距離感」が73.9%と圧倒的に多く、次に「共働きが可能」が13.8%、「子育てのサポート」が6.9%と続き、子育て世代にとって、身近にサポートを頼める人の存在の重要さが伺えた。

さらに、実際に“近居”している人に、どのようなことが良かったと感じているのか聞いたところ、お互い干渉しあわないちょうどよい距離感が“近居”の魅力と感じている人が最も多く、そのほか、すぐに駆けつけられる安心感、お互い良い関係を保てるようになったなど親子関係の修復、子供を見て貰えて経済的にも助かるといった経済的なメリットを感じている人も多くみられた。

<関連サイト>
「野村の仲介+(PLUS)」近居サイト http://www.nomu.com/plus/kinkyo/