株式会社ぐるなびが運営する、秘書業務をサポートするサイト「こちら秘書室」では、“秘書”という仕事に従事する会員500人を対象に、平均年収や貯金額、ランチ事情など、秘書の実態に関する調査を実施した。
 

 
まず、秘書の年収と貯金について質問をぶつけた。年収は「301～500万円」（45.5％）が多く、「501～700万円」（24.1％）、「701～1,000万円」（14.5％）と続いた。秘書は比較的女性が多い職種だが、一般会社員の女性の平均給与が232.9万円、全体平均給料の349.7万円（国税庁：平成23年分民間給与実態統計調査結果）と比べても比較的年収は高い職種と言えるだろう。また貯金額で見ると「101～300万円」が全体の46%を占めているが、中には「1000万円以上」の回答が19.7％もあり、その年代のほとんどがキャリアを積んだ40～50代であった。
 

 
普段のランチでは、どのようなものが多いか問うと、「飲食店での外食」派（29.3％）がトップでしたが、「自宅から持参した弁当」派が28.5％、「コンビニ・スーパー・デパ地下などで購入したもの」派も26.5％と肉薄していた。上司に付きっきりでいることが多く、なかなか席を外せない秘書という職業柄、ゆったりランチタイムを作れない方も少なくないようである。
 

 
旅行事情についての質問では、ほとんどの秘書が「旅行が好き」（96.2％)と回答しており、「非常に好き」と回答した秘書は20代30代を中心に64%もいることから、秘書の旅行への興味は非常に高いと言える結果が得られた。中には20代で海外旅行に年間9～10回も行っているという回答も。しかし、全体で見ると実際の旅行先は国内が多く、海外旅行については年1～2回程度であった。50代においては一年間に一度も海外旅行をしないという回答の6割を占めていた。

＜関連サイト＞

こちら秘書室 ： http://secretary.gnavi.co.jp/