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電力自由化から1年、その認知度や現状は…?


2016年4月1日から始まった電力自由化から1年が経過しましたが、どのぐらい世間に浸透しているのでしょうか?

そこで今回、ソフトバンク株式会社は、2017年3月15日~17日の期間において、20代~50代の男女500名を対象に「電力自由化」に関するアンケート調査を実施。このたび、そのアンケート結果が発表されました。

まず、「電力自由化」という言葉を知っているか聞いたところ、50代は97.6%もの認知がある一方で、20代では知らない人が20.0%もいるなど、年代による認知の差がありました。電力自由化が開始されてから1年が経過してもなお、全体で知らない人が9.6%いることが分かりました。

一方、実際に電力会社を切り替えた人がどのぐらいいるのか調査したところ、現在電力会社を切り替えている人は20%にも満たない(16.8%)という結果が明らかになりました。

そこで電力会社を切り替えていない人たちに、その理由を聞いてみると、「安くならなさそうだから」(28.6%)「どの会社を選べばいいかわからないから」(22.6%)を押さえ、ダントツの1位は「手続きが面倒そうだから」(42.1%)でした。

また、電力会社の切り替えに「1時間以上かかる」と思っている人が3人に1人以上(34.2%)、さらには77.2%もの人が、「電力会社の切り替えに15分以上はかかる」と思っている人がいる中、実際はどうかというと、Webを使用した場合、10分以上の時間を要さないのだそうです。

ちなみに、今の電気代に不満はないのか聞いてみたところ、82.2%の人が現在の電気代を「高い」「どちらかというと高い」と感じているようです。

今回のアンケート結果からも、“現状に不満はあるが手続きが面倒そうなため電力会社の変更には至らない”という電力自由化の現状が浮き彫りとなりました。

なお、今回のアンケート調査結果を発表したソフトバンク株式会社は、2月よりお得な電気プラン「自然でんき」の提供を開始しています。この新サービスでは基本料金はかからず、使った分の料金しか請求されないので、例えば3~4人家族が月間の平均電力を使用した場合のシミュレーションでは、月額約11,000円の電気代が2年間で約7,800円もおトクになると試算されているそうです。

さらに電気代の一部が環境保全団体に寄付されているほか、「自然でんき」含むソフトバンクでんきを申し込むと、適用開始日から2年間、水まわり、カギ、ガラスのトラブルに対し、出張料・作業料無料で駆けつけ応急処置の対応をしてくれるなど、メリットも満載。

今月でちょうど1年が経った電力自由化ですが、この機会に自分の家にとってどの電力会社が適切でお得なのか、考えてみるのもよさそうです。

<関連サイト>
自然でんき 公式サイト
http://www.softbank.jp/energy/special/shizen-denki/?adid=s-denki