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「その時僕は恋に落ちた」岩田剛典が純真無垢な青年に


EXILE/三代目 J Soul Brothersの岩田剛典単独初主演、芥川賞作家・中村文則による映像化不可能と言われた美しきサスペンス映画『去年の冬、きみと別れ』。本作の公開が2018年3月に決定、そして先週8月17日にクランクアップを迎え、公開に向け鋭意製作中の本作のWeb限定超特報映像が早くも完成!

中村のキャリア最高傑作との呼び声高いこのサスペンス小説は、1ページ、1ページと、予断を許さないストーリーが猛スピードで展開。随所に仕掛けられたトリックが、ラストにすべてが明らかになるそのセンセーショナルな物語が絶大な支持を集め、「2014年本屋大賞」にノミネート、数々のメディアでも注目を集めた話題作だ。

物語の主人公は、新進気鋭のルポライター耶雲恭介。婚約者・松田百合子との結婚を間近に控え、本の出版を目指す彼が目を付けたのは…不可解な謎が残る、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の容疑者である天才写真家・木原坂雄大。しかしその真相に近づくにつれ、彼は抜けることのできない深みにはまっていく。

このたび解禁された20秒の超特報映像では、「その時僕は恋に落ちた」と語るこれまでの岩田のイメージ通り、恋をする純真無垢な青年・耶雲の顔が映し出されるが、早送りで状況が一変。事件に巻き込まれたのか深刻な顔など、耶雲の様々な表情から、彼に待ち受けるジェットコースターのような怒涛の展開、サスペンスフルなストーリーを想起させる映像に。

主人公の耶雲役を演じた岩田は、クランクアップ時に「撮影に集中できる環境を作って頂けたので、最終日まで集中を切らさずに臨むことができました。今回こうして体当たりで演じられたのは、自分のキャリアにとってとても大きな経験になりました」と撮影を振り返った。「撮影中は作品の持つパワーやエナジーをずっと背負っている感じだったので、クランクアップした瞬間に解放されて重荷が取れた感覚でした」と語り、その重責をつとめあげた彼が新境地を開拓し俳優として新たに見せる一面に期待が高まる。

耶雲の婚約者である松田百合子役には山本美月、耶雲が事件の取材ルポタージュの提案をする週刊誌・編集者の小林良樹役に北村一輝、そして耶雲の取材対象者であり、事件の被告である世界的フォトグラファー木原坂雄大役に斎藤工、さらには木原坂雄大の姉で弟を事件からかばう木原坂朱里役に浅見れいなと、豪華キャストが共演。

監督は、『犯人に告ぐ』(07年)、『脳男』(13年)、『グラスホッパー』(15年)と、傑作と言われる数々のサスペンスやミステリー作品を手掛け人間という本質に迫ってきた瀧本智行。脚本家は、興行収入80億円を記録し社会現象を巻き起こした『デスノート』前後篇(06年)や『BECK』(10年)の大石哲也。

観る者を見事に欺く重厚なサスペンスが、あなたを究極の純愛と狂気に満ちた世界に誘い込み、衝撃のラストに涙させるに違いない――。

©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会 ©中村文則/幻冬舎

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