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激辛マニアを唸らせる名店が勢揃いの『激辛グルメ祭り』が新宿で開催中!


インド料理、韓国料理、タイ料理、中華料理など、世界各国を代表する“激辛だけど超うまい!”グルメの名店が一堂に会した『激辛グルメ祭り』が、9月9日より東京・新宿歌舞伎町特設会場(大久保公園)にて開催している。初開催となった昨年は、11日間で来場者数約6万6千人を記録。今年は店舗数も開催期間も昨年よりパワーアップし、ファーストラウンド(9月9日〜15日)・セカンドラウンド(9月17日〜24日)に分かれ全17店舗が出店すると聞き、開催初日に潜入!

この『激辛グルメ祭り』は入場無料。メニューやサイズにより1枚600円、800円、1000円、1200円の食券を買って、食べたいお店に並んで買うという簡単なシステム。“激辛”と聞くと男性が多いのではと想像していたのだが、思いのほかカップルやグループなど女性の姿が多く目立ち、さらには平日の昼下がりから激辛メニューと一緒にお酒を楽しんでいる人も。

ファーストラウンドでは9つの店舗が出店し、今回はその中でも編集部おすすめの3店舗に絞り“激辛”チャレンジ。まず、会場のゲートを潜り目の前に飛び込んできたのが、東京都板橋区に本店を構えるラーメンチェーン店:蒙古タンメン中本。今回、店舗では味わうことのできないオリジナルメニューが食せるとあって、さっそく列に並び、その『冷やし辛ソーラーメン(800円)』の“小辛”“中辛”“激辛”の中から“激辛”をチョイス。

相当辛いのではと思いきや、のど越しのよい細麺が中本厳選の唐辛子のソースによく絡み、ひと口またひと口と箸が進む。完食した後、代表の白根誠氏に話を聞くことが出来た。

今回特にこだわった点は「中本の基本は味噌味。このスープにすりゴマをたっぷりと、そしてソーラーメンっていう素麺とラーメンの間くらいのオリジナル麺に生姜を効かせてさっぱり感を出しつつ、中本ならではの“辛ウマ”に仕上げました」とアピール。唯一セカンドラウンドでも続けて出店する蒙古タンメン中本は「セカンドでは、今ウチの2〜3店舗だけでやってる“冷し肉醤麺”っていう限定メニューが凄く好評なので、これをベースに具材とかトッピングをアレンジして温かいラーメンにして出す予定です!」とのこと。各国の激辛料理店が並ぶが「2週連続(の出店)はウチだけ! 日本代表、辛ウマ代表、ラーメン代表と3つ背負ってるから、中途半端なものは出せないなと。お祭りなんだから原価も考えず、麺も具材もボリュームが凄いし、来ていただいたお客様に喜んでもらいたい」と、自信満々に語ってくれた。白根氏の言葉通り、ただ辛いだけではない“辛ウマ”とさっぱり感が相まって、後からくる中毒性のある辛さが絶品だった。

続いては、昨年の初開催で見事売上げ個数ナンバーワンに輝いた四川料理:京華樓の『本場の四川麻婆豆腐(〈S〉600円、〈M〉800円、〈L〉1,000円※ごはん付は各200円プラス)』。“激辛”“超辛”とある辛さの中から今回も“激辛”をチョイス。店員の大下氏に話を聞いてみたところ「今年も出来ればナンバーワンになりたいですね」と、2年連続ナンバーワンへの意気込みを語り「初日から“超辛”の方が多く出てますよ。辛いのが好きな方が凄くいるんだなと改めて実感しましたね」と昨年に続くフィーバーぶりに驚いている様子。

人気の秘密については「元々ウチの店は横浜中華街で京華樓の本館と言えば“麻婆豆腐”みたいなところがあるので、それを知って来てくれているのでは……」と分析。辛さの調節については「“激辛”は元々お店で出しているものです。“超辛”は、辣油と唐辛子の粉と花山椒を加えています」と説明。「元々は中華食材屋として始まったお店なので、調味料に凄くこだわっているんです。今回の“麻婆豆腐”は18種類の調味料を使っているので、その美味しさを皆さんにお披露目したい」と『本場の四川麻婆豆腐』のこだわりについて話してくれた。

そして、ラストに選んだのはベトナム料理:ヴェトナム・アリス。なんでもベトナム料理からの出店は今回が初ということで、ヴェトナム・アリス代表の濱屋氏に話を聞いてみることに。今回はベトナムの国民食であるフォーを鶏だしと海鮮だしの2種類を出品しており「両方とも通常の営業で出している人気の看板メニューのフォーです。野菜もたくさん摂れて、中華よりも脂が少なくて、タイ料理よりも辛くないっていうのがベトナム料理で、日本と同じお米の国なんです。今回『激辛グルメ祭り』にお声を掛けていただいたので、特製の唐辛子ソースを作りました。普段さっぱりした料理に変化を加えて、辛いメニューとして出しています」と特徴を語ってくれた。「元々暑い国なので、辛さとか甘さとか味の強弱は強い国なんです。タイ料理に比べて一般的に辛い料理が少ないというだけで、辛いものが好きな人は多いですよ」と言うように、あまり辛いというイメージのないベトナム料理だが、あなどるなかれ! 生の唐辛子をベースしたソースで辛さを調節すると言い“小辛”“中辛”“激辛”と3つの辛さを用意。“激辛”はスプーン2杯程度を入れるのだが、このソースの辛さは想像以上なのでご注意を。

さっぱりした鶏だしとコクのある海鮮だしと2種類のフォーを今回出品しているが、店員さん曰く海鮮だしベースの『ブンリュウ フォー(トマトとカニのフォー)/〈Sサイズ〉800円、〈Mサイズ〉1,200円』は珍しいとのことで、こちらをチョイス。最後も“激辛”を選択したのだが、その辛さにビックリ。トマトの酸味に海鮮だしが効いたスープにもっちもち麺の食感が心地よいのだが、唇と舌にヒリヒリと刺激がやってきて、汗も止まらない……。3品目の激辛メニューということで、ややグロッキーになりつつも完食したところでギブアップ!

今回、エンタメプレックスがおすすめ紹介したラーメン:蒙古タンメン中本、四川料理:京華樓、ベトナム料理:ヴェトナム・アリスの3店舗のほか、ファーストラウンドではタイ料理:ソムオー、インド&タイ料理:Dippalace、インド料理:マンダラ、韓国料理:辛ちゃん、タイ料理:タイレストラン メナムのほとり、メキシコ料理:FONDA DE LA MADRUGADAが参加しており、その辛さにヤミツキ間違いなしの“激辛だけど超うまい!”名店が軒を連ねている。

17日より開催のセカンドラウンドは、ラーメン:蒙古タンメン中本がファーストラウンドに続いて出店するほか、四川・湖南料理:福満園 別館、カリーライス専門店:エチオピア、インド料理:ソウルフード インディア、タイ料理:ソウルフード バンコク、韓国料理:幸永、タイ料理:ガパオ食堂、中国料理:陳家私菜グループ 湧の台所 赤坂、ベトナム料理:フォーハノイ、とこちらも楽しみな名店の数々がラインナップされている。

全店舗とも辛さの調節が可能なので、激辛通はもちろんのこと辛いものが苦手という方でも楽しめるメニューの数々が用意されている。また、平日15時〜18時はハッピーアワーとしてビールまたはハイボールが半額という特典も!行列を回避したいなら平日のこの時間帯が狙い目かも!? 昨年に続き大盛況の『激辛グルメ祭り』で全店舗制覇にチャレンジしてみては!?

<関連サイト>
『激辛グルメ祭り』 http://www.gekikara-gourmet.com/
蒙古タンメン中本 http://www.moukotanmen-nakamoto.com/
京華樓 http://kyokarou.com/
ヴェトナム・アリス http://vietnam-alice.com/shop/