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『ミス・ユニバース』の“妹”が決定!「すごい子が出てきた」押切もえも驚愕したその個性と才能


美しい女性を決めるミス・コンテストは数あれど、最も有名なミスコンといえば『ミス・ユニバース』。その“妹版”があることをご存知でしょうか? その名も『ミス・ティーン・ジャパン』。2010年から始まったこのコンテストは、『ミス・ユニバース・ジャパン』が18~26歳までを対象にしているのに対し、13~17歳までが応募できるようになっている。
そんな『ミス・ティーン・ジャパン』も今年で4年目。その規模は年々大きくなり、今年はなんと4,522名もの応募があったそうだ。

きたる2014年9月14日。北は札幌、南は那覇まで計9会場(北海道・東北・関東・中部・関西・中国地方・四国・九州・沖縄)で行われた地方予選会を勝ち上がってきたファイナリストたち総勢17人の美しい“妹”たちが東京に集結。イベント会場・ニコファーレの舞台にて、賞金50万円&ハワイペア旅行を賭けて競い合った。会場には応援アンバサダーを務めるAneCan専属モデル:押切もえや、2015ミスティーンジャパンテーマソング『Can’t Stop』を歌うロックユニット:EDGE of LIFEも駆けつけ大会を盛り上げる。

歌やダンスをはじめ、トワリングやチアダンス、チェロや琴(!)まで、ファイナリストたちはそれぞれ特技を披露し、審査員にアピール。
そして、最終的に栄えある『2015 ミス・ティーン・ジャパン』グランプリの称号を手にしたのは、身長160cm、スリーサイズ上から72・59・82の北海道大会代表・坂本澪香(さかもと みおか)。

14歳、中学2年生ながら海外のダンスに扇子を取り入れた個性的なパフォーマンスとそのキレは他の追随を許さず、イベントの模様が放送されたニコニコ生放送でも、

「これはすごいww」
「キレッキレやで」
「うめえええええええええええ」
「ガチなやつだったw」
「びっくりしたww」
「かっこいいよぉぉぉぉぉぉぉぉ;;」

というコメントが画面内に飛び交った。

審査員のひとり、“こんなのは見飽きているよ”という態度を終始崩さなかった幻冬舎社長・見城徹も「いや…君…すごいね…」と口をあんぐりさせられるほどのクオリティ。聞けばダンスを始めたのは5歳からで、様々なダンス大会に出場し数多くの賞も受賞してきたという。「北海道大会を見ていたときからこの子は勝ち上がると思った。すごい子が出てきた…って。彼女の個性が目力に宿っている」と、地方大会から彼女たちの軌跡を見守ってきた押切もえも語る。

「チャームポイントは?」「優勝した感想は?」「好きなタイプはどんな人?」「賞金の使いかたを教えてください!」など、大会終了後の記者会見では彼女に多くの質問がよせられた。目の肥えた芸能記者たちの“この子はこれからビッグになる”という意識が表れたのかもしれない。身長のわりに大きな手足(足のサイズは押切もえとおなじ24.5cm)は、まだまだ背が高くなることを示している(今も1年で5~10cmは伸びているという)。好きなタイプは自分のやりたいことを理解してくれる人、あこがれの芸能人は土屋アンナ、かっこいいと思うアーティストは韓国のBIGBANGという坂本澪香の気になる賞金の使い道は「ダンスの師匠がロサンゼルスでツアーをまわるので、自分もついていってステージに上がるための資金にしたい」とのこと。
そんな坂本に押切も「14歳ながらにして信念がある。あんなパフォーマンス自分にはできない。表現者としてのセンスがすごいので、それを糧にどんどん前に行けると思う」と太鼓判。

「英語も勉強して世界に羽ばたけるようなタレントを目指したいです!」。趣味はオールドレコードでのDJ。昼間のイベントなどでプレイすることもあるそうだ。見た目の美しさはもちろん、彼女のように強い芯を持つ自立した精神こそが、これからのモデルの資質として求められているのかもしれない。そう思わせられる大会だった。

<関連サイト>
『2015ミス・ティーン・ジャパン』 http://www.miss-teen-japan.com
押切もえ、10代女子に「出る杭は打つ」と辛口エール https://www.entameplex.com/archives/9547