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ズブ濡れ必至!? 話題のJK女優・岡本夏美ら3人が日本初4DX専用ホラーの魅力を語る

“最初っから4DX®専用に映画を作ったらどんなにスゴイだろう”
そんなありそうでなかった発想から生まれたのが、日本初の4DX®専用映画『ボクソール★ライドショー ~恐怖の廃校脱出!~』。

本作を手掛けたのは「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズや「シロメ」などで知られる日本ホラー界の鬼才・白石晃士監督。座席のムーブ、風、香り、煙などをはじめ、なんと雨や雪を降らせることもできる11の4DX®アクションを駆使し、目の前で巻き起こる恐怖映像を驚愕のライド感とリアルな臨場感で体感することのできる怒涛のアトラクションムービーとなっている。

物語は恐怖の廃校を舞台に、女子高生アイドルのナツミ、エレナ、キヨの3人が生中継番組の収録中に惨劇に巻き込まれていく姿を究極の臨場感で描いている。映画業界初となる試みで制作された本作では、主演を務めた岡本夏美をはじめ、渡辺恵伶奈、松本妃代の3人がスクリーンを所狭しと駆け回る! 撮影は真夏に行われ、朝から晩まで廃校を走り回って体を張ったという彼女たち。そんな演技を通り越したリアルな姿を体現した3人に、本作の魅力を語ってもらった。


(L to R/渡辺恵伶奈、岡本夏美、松本妃代)

――本作は、日本初の4DX®専用映画ですが、実際にスクリーンで体験してみてどうでした?

岡本夏美(以下、夏美)「次々と出てくる仕掛けにまずビックリしました。ドキドキを体感できるところがたくさんあって、そこは4DX®専用映画ならではだと思うので、わたしたちと一緒に闘ってる気分を味わっていただると思います!」

――恵伶奈さんはホラーが大の苦手とのことですが、大丈夫でした?

渡辺恵伶奈(以下、恵伶奈)「こんなに仕掛けがすごいと思っていなくて、正直ナメてました(笑)。風や煙は出てくるし雪は降るし、遊園地のアトラクションみたいでイマドキの映画館ってすごいなって(笑)」

松本妃代(以下、妃代)「映画が始まった瞬間に、“これはすごいな”と。ものすごくリアルだし、いい意味ですごく裏切られるというか、映画というよりも新ジャンルを体感したような感覚でした」

――POV(主観ショット)技法を駆使していて、まるで自分がその場にいるかのような臨場感ですよね。

夏美「今までのホラー映画とは違って、一緒に体感出来るっていうのも面白いポイントだと思います」

――夏美さんは初主演に加え、日本初の4DX®専用映画と初づくしの作品でしたけどプレッシャーはありました?

夏美「わたしは映画初出演が白石監督の『カルト』だったんですけど、こうしてまた初主演の作品でも白石監督のお世話になるというご縁がすごくありがたいなと思いました。撮影現場では、みなさんに助けていただいたので、プレッシャーよりも本当に楽しかったなぁっていう印象の方が強かったですね」

――おふたりは、夏美さんの印象はどうでした?

恵伶奈「年下に思えないくらい本当にしっかりしてたよね」

妃代「それにつきますね。すごくしっかりしていて正義感も強いし、役どころにぴったりな感じでした」

夏美「(照れながら)プールのシーンとかは、怖くてわたしたちが躊躇していたら、妃代さんが率先してくれたり姉御肌をすごく出してくれました(笑)」

――そんな姉御肌の妃代さんは、2人とは少し違った役どころでしたが、撮影に入るにあたって意識したことは?

妃代「台本を読んで自分の頭の中で想像して現場にいきました。白石監督の指示とマッチする部分も意外と多くて、それほど悩まずに役に入ることができました。実際に劇場で観ると、巨大ミミズのシーンとかは、想像していたよりもグロテスクだったりして面白かったです」

――演じているときと画面を通して客観的に観るのとでは印象が違いました?

夏美「CGの巨大ネズミ(※巨大ミミズの間違い)のシーンとかはグリーンバックで想像しながら演じたんですけど、あとで作品を観て“あっ、こういう風になってるんだ!”と思ったり……」

妃代「今ネズミって言ってたよ!? 触れずに何も言わないでおこうと思ったけど(笑)」

夏美「えっ!? ネズミって言ってた?」

(全員爆笑)

恵伶奈「こういう天然なところもあったりして、すごく楽しいんですよ(笑)」

夏美「屋上のシーンは夜だったからすごく怖かったけど、星がすごい綺麗だったよね!」

――撮影は真夏の廃校だったとか。現場はどんな雰囲気でした?

夏美「とても不気味でした。しかも、全部消灯しちゃうので真っ暗なんです。真っ暗な夜の学校っていう時点で怖くない?」

恵伶奈「今はもう行けないかも……」

夏美「怖すぎて夜はみんなトイレ行けなかったよね?」

恵伶奈「夜になる前にみんな行っとこって(笑)。撮影の空き時間はみんな固まってひとりにならないようにして、なるべく楽しい話をしてようって感じで」

――白石監督は、田代ディレクター役として出演もしていましたが、現場で印象に残っていることは?

夏美「わたしの役は、3人の中でも最初は主役っぽくなく脇にいるようなそれほどキャラが強くないけど、友達を助けにいくうちに次第に正義感が増していくっていう、その見え方の切り換えはやって欲しいと白石監督から言われていたので、そこをすごく意識するようにしていました。あと、ドキュメンタリーチックに撮るので、芝居っぽくならないようにってすごく仰っていたので、“この台詞はわたしだったらこう言うと思います”とか、“ここのシーンはたぶん悲鳴をあげながら驚かないと思います”とか、よりリアリティを出すために監督と一緒に話し合いながら演じさせてもらいました」

妃代「わたしは特殊撮影のシーンが多くて想像で演技しなくてはならなかったので、白石監督とコミュニケーションを取りながら進めていく感じでした。白石監督は頭の中ですごくいろんなことを計算されているんだなって、ひしひしと実感しました。白石監督が求めているものに対して、自分がどううまく演じられるかっていうところを考えながらやりました。でも、“お芝居しなくていいよ”ってリアルさを追求していらっしゃったので、ある意味やりやすかったです」

夏美「冒頭のシーンとか結構アドリブもありましたよね?」

妃代「アドリブに素で反応しちゃったり(笑)」

――疾走感があって本編25分という尺もちょうどよく感じました。4DX®のアトラクションがすごすぎてずっと半笑い状態でした(笑)。普通の映画のように2時間サイズになってたらとても体がもたない(苦笑)。

夏美「びしょ濡れになるし(笑)」

妃代「観ながらみんな爆笑してたよね(笑)」

――そういった意味では従来のホラー作品とは一線を画するというか・・・・・・。

夏美「日本のホラー映画特有のじめじめした感じがないよね!」

妃代「観終わったときに全然湿っぽくなくて爽快感があるホラーという感じです」

夏美「“青春ホラー”っていう言葉がすごくピッタリだなって思います」

――僕も作品を観るまではすごくビビッてたんですけど、最後まですんなり観れました(苦笑)。ホラーが苦手な人でも入りやすいかなって感じましたね。

妃代「ホラー初心者という人に是非観てもらいたいです」

夏美「幽霊ではなくて、摩訶不思議な世界観がすごく楽しいので是非体感してもらいたいです」

――その後の3人がどうなったのかも気になります。もしまた4DX®専用で続編があったとしたらどうですか?

恵伶奈「今度は驚かせる側をやってみたい(笑)」

――今回は逃げ惑う側でしたもんね(笑)。現場では演じるというより素で逃げ回っているような感覚でした?

恵伶奈「夜の撮影で追いかけられるシーンとかリアルに怖くて素で逃げてたよね?」

夏美「番人役の方や追いかける人たちも本気で驚かそうとしていたので、超ビビリました(笑)」

――ちなみに、皆さんは脱出したくなるほど苦手なものはあります?

恵伶奈「わたしは頑固な自分から逃げ出したいです(笑)。友達といても素直じゃなくて……、例えば友達とちょっと言い合いになったときとか、本当は仲直りしたくて元通り楽しみたいのに“別に……”みたいな態度をとっちゃう(笑)」

夏美「えーっ、超意外! めっちゃ面白い(笑)」

恵伶奈「えっ、ウソ?」

妃代「そんな風に見えないよね!? でもそういうところが逆に可愛らしいって思ってる人がきっと周りにいっぱいいると思う」

――そういう妃代さんは苦手なものってあります?

妃代「冬の日本から脱出したいです(笑)。わたし冬がすごく苦手なんです……。逆に暑いのは全然平気なんですけど、本当に寒いのがキライで。わたし海が大好きでダイビングもするので、冬は海に入れないし、いつも脱出したいって思っちゃいます」

夏美「えー!? 今日は初めて知ることがいっぱいなんだけど(笑)。わたしが苦手なことって何だろう……」

恵伶奈「テスト勉強とか?」

夏美「テスト勉強を始めるまで結構ダラダラしちゃうんだけど、“ヨシッ、やろう!”って1度決めたら頑張れるタイプなんですよ。だから、やる気スイッチが欲しい、あれ? 脱出じゃないな、コレ(笑)。虫が嫌いです」

――最後に、3人それぞれの本作の見どころをお願いします!

恵伶奈「日本初の4DX®専用映画なので、ホラー好きの方はもちろん、わたしのようにホラーが苦手という方にも絶対に観てもらいたいです。まるでスクリーンの中にいるみたいなリアルさをすごく体感できる作品だと思います。映画だけどアトラクションに乗っているような気分を是非楽しんでください!」

妃代「撮り方もドキュメンタリーでとてもリアルだし、映画館の4DX®の設備もすごくリアル。それらが一体化して、とても面白い新ジャンルの作品になっています。老若男女かかわらず、いろんな人に観て欲しいですし、この4DX®専用映画を機会にたくさんの方が映画館に足を運んでいただけると嬉しいです。あと、タオルは絶対持って来てください(笑)」

夏美「新年が明けて初の映画は、アトラクションのようなこの映画で楽しんでもらいたいです。観るというよりも乗るという表現が近いと思うんですけど、そんな新感覚の映画を新しい年の1発目に観ていただけたら嬉しいです」

4DX®専用映画『ボクソール★ライドショー ~恐怖の廃校脱出!~』は、1月16日(土)よりユナイテッド・シネマほかにて全国順次ロードショー!

©2016VAUXHALLRIDESHOW

<関連サイト>
4DX®専用映画『ボクソール★ライドショー ~恐怖の廃校脱出!~』 http://4dxmovie.jp/
JK女優:岡本夏美らがガチで逃げ惑う! 日本初の4DX専用映画の臨場感がハンパない https://www.entameplex.com/archives/25739