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ラッセル・クロウ、緊急来日で客席のファンに大サービス


6月13日(金)より公開の映画『ノア 約束の舟』のスペシャル試写会が、19日、東京・TOHO シネマズ六本木ヒルズにて開催され、主演を務めるアカデミー賞俳優:ラッセル・クロウが登壇し、舞台挨拶を行った。

今回、約3年半ぶりに来日したラッセル・クロウ。現在開催中のカンヌ国際映画祭に参加した後、19日午後日本に到着したばかりという過密スケジュールでの緊急登壇となった。

ダーレン・アロノフスキー監督は先日の来日で「地球上にノアを演じることができる俳優はラッセル・クロウしかいない」と太鼓判を押しており、熱烈な今作へのオファーにラッセルは「この役を演じることが出来てとても名誉に思う。これまでの役者経験の中で一番過酷な撮影だったけど、監督と撮影が一緒に出来て光栄だった」と素直に喜びを口にした。

一番大変だったシーンについては、「(低い声で)雨!」と即答。「何日も何日も・・・ずぶ濡れで1日12時間の撮影で、ニューヨークのロングアイランドの冬の水だから、凍りつくような寒さだった」と撮影時の苦労話を明かした。

「日本に来るといつも楽しい時間を過ごしているよ。前回はいろんな日本酒に挑戦した」と語ったラッセルだが、明日にはシドニーに帰国するという過酷なスケジュールのため「今日はここが終わったらもう一度その挑戦を再開したいと思う(笑)」と話し、「いつも東京に来て仕事だけで観光できないのが残念。いつか子供たちを連れて、東京や東京以外のいろんな街に行って、子供たちにも日本文化を体験させてあげたい」と親日ぶりをアピールした。

そして、ラッセルがオーナーでもあるシドニーのナショナル・ラグビー・リーグ「サウスシドニーラビッツ」のチームキャップを被った女性ファンを見つけると、急遽その女性の元へ。握手やハグをしながら会場内を一周するという予定外のファンサービスに、試写会に集まった観客も大喜びの様子だった。
ラッセルは終始笑顔で、僅かな時間ながらも日本のファンとの交流を楽しんで、ファンに手を振り会場を後にした。

映画『ノア 約束の舟』は、6月13日(金)より、TOHO シネマズ日劇1ほかにて全国ロードショー。

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<関連サイト>
『ノア 約束の舟』 http://www.noah-movie.jp/