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「男子が戦っている姿がカッコいい」ももクロ:あーりんが映画『聖闘士星矢』で声優初挑戦!


1985~90年に週刊「少年ジャンプ」誌上で連載された「聖闘士星矢」は、ギリシア神話に由来する世界観や聖闘士という魅力的なキャラクター、さらには多彩な必殺技、星座をモチーフにした聖衣(クロス)などが少年少女の心を掴み、大ヒット! 時代を代表するコミックスとして、多くのファンを獲得した名作だ。
時を経た2014年、最新作『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』が、劇場版として完成。そして、そのヒロインにして戦いの女神アテナの化身でもある城戸沙織役として、“あーりん”こと、ももいろクローバーZの佐々木彩夏が参戦!
声優初挑戦とは思えない堂々とした演技力が話題になる中、一人二役にも近い演じ分けなどしっかりとこなしたあーりんに、映画にまつわるさまざまな話を直撃した。

――まず声優がピッタリだと思いました! オファーがあった時はいかがでしたか?
「本当ですか! オリジナル作品は観たことがなくて、ちょっと知っている程度でしたが、大人気のアニメーションということで、わたしでいいのかなと最初は不安になりました。でも、いろいろなお仕事をやらせていただくことはすごく楽しいし、素敵なチャンスだと思ったので、頑張ろうと思って参加しました」

――実際、声だけの演技に挑戦していかがでしたか?
「声だけの演技は本当に難しくて、意外とエネルギーが必要なことも含めて、すごく勉強になりました(笑)。最初は、映像に合わせて口をどう動かそうとか、1人だけで演じるか皆で一緒に演じるか、どっちが先だろうかとか、何も知らない世界だったので、本当に不安でいっぱいでしたね(笑)」

――城戸沙織役とアテナは同一人物ですが、一人二役みたいな側面がありました。
「そうですね。学生としての沙織とアテナとしての沙織では、声や心境が全然違うよねって話を何度も監督としました。気持ちが変われば声質も変わってくると思うので、その時の感情を考えて演じましたね。それと走っている時の息使いや、踏ん張っている時の力を込めているカンジとか、セリフではなくて自然と出ちゃう声とか、そういうことが台本にはアドリブで、と書いてあって(笑)。大変でしたが、細かい点まで、しっかり演じましたね」

――このキャラクターは、ご自身と比べて近かったですか、遠かったですか?
「沙織は学生であってアテナでもあって、わたしも学生であってアイドルであって、二足のわらじは一緒だなって(笑)。ただ、わたしはももクロでいるとはっちゃけちゃうタイプなので、ここまで大人しくはないですが(笑)。でも、自分と似ていればいいなあと思いましたね。アイドルの自分から見ても沙織って、かわいい。表情や仕草がかわいいです! それと関係ないですが、聖闘士たちが5人組なので、そこはももクロっぽいと思いました(笑)」

――この映画、男子はツボなので観に行くと思いますが、女子にはどうアピールを?
「まず映像が壮大で美しくて、音響と映像のスケールが大きな作品です! 確かにバトルシーンがあるので男子の作品というイメージはありますが、「聖闘士星矢」の知識がない女の子でも楽しめます。男子が戦っている姿がカッコいいので、ほれちゃいますよ! 新しい「聖闘士星矢」、応援お願いします!」

映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』は、大ヒット公開中!

(C) 2014 車田正美/「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」製作委員会
取材・構成・撮影:鴇田 崇(OFFICE NIAGARA)

<関連サイト>
『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』 http://www.saintseiya2014.com/