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“女優”大島優子「ファンが減るんじゃないかって……」、そんな不安を取り除いたのは……


“不動のエース”といわれた大島優子が、今年の6月にAKB48を卒業して約3ケ月。AKB48産みの親である秋元康の「まな板の鯉(こい)になって、煮るなり焼くなり好きにしてくれという柔軟な姿勢でいてほしい」との激励の言葉どおり、彼女はいま多方面でマルチに活躍している。

日本テレビ系番組『ウーマン・オン・ザ・プラネット』では司会をつとめ、今年のFIFAワールドカップではスペシャルサポーター、9月にはAKB48で初センターを務めた楽曲『ヘビーローテション』のミュージックビデオを手掛けた写真家・蜷川実花とタッグを組み、健康的な肉体を惜しげもなく見せつけた写真集『脱ぎやがれ!』を発売。さらに、宮沢りえと共演した映画『紙の月』が11月に公開予定と目白押し。そんな大島が今回抜擢されたのは、第一三共ヘルスケア株式会社の低刺激洗浄料ロングセラーブランド『ミノン』のTV-CM。

このたび、10月3日の全国公開を前日にひかえ、青山スパイラルホールにて同CMの発表会が行われた。この発表会では大島優子と今回のCM監督をつとめる『百万円と苦虫女』で知られるタナダユキ、そして小林皮膚科医院院長・小林美咲が登壇しトークショーを展開。この日、大島は「素材感のある服とスッキリヘアで秋らしさを表現しました」と、白いワンピース&ポニーテールヘアの清楚なスタイルで登場し、撮影時の裏話やスキンケアのホント・ウソについてセッションした。

AKB48を卒業して「今後は女優として頑張っていきたい」と宣言した大島には「私自身も新しいスタートをきったばかりで、どういう風に(女優の道を)進んでいけばいいのか」と、悩みもあったという。そんな時タナダから「(このCMで)一緒に歩んでいきましょう」と言われ、監督の愛情を感じたと語る大島。

するとタナダは「撮影中も言えなかったんですが……じつはAKB48時代から大島優子“推し”で」と“推しメン”が大島であった事をこの場で初めて告白。これには大島も「えええ!?」と驚きを隠せない様子だった。

「私はもともとファンだったんですけど、気さくでかわいらしい雰囲気が現場をリラックスさせて、一緒に仕事をしたスタッフもみんなファンになってしまった」と、いうタナダに大島は「よっしゃー!」と思わずガッツポーズ。

アイドルじゃなくなるとファンも減るのかなって思ってたので。うれしいです」(大島)

大島はその礼儀正しさや人なつっこさから、いわゆる「現場ウケ」がイイということは以前から評判になっているが、AKB48を旅立っても“推し”をゲットしてしまうやわらかな人柄は健在のようだ。「子役出身の大島優子は、愛想も人当たりもいい子で、仕事や人付き合いの重要さをよく心得ている」と秋元康も以前に太鼓判を押している。

この『ミノン』のCMは連続ドラマになっており、大島演じるOLが都会にもまれるなか、地方の母親から送られてきた荷物には……というストーリーである今回の『○○編』が10月3日から、12月には『帰省編』、来年の3月にはカレシの引っ越しを手伝う『彼の引っ越し編』が全国公開される予定だという。

「第4弾、第5弾と続いていくと、麻子(大島が演じるOL)の結婚なんてことも出てくるかもしれませんね」。そんな問いが進行役から飛ぶと、「そうですね(笑)。それとともに私も成長していきたいですね」と大島は思わず照れ笑い。「このCMを見て、『ミノン』を使うと家族の大切さや、ぬくもりを思い出してくれるようになるとうれしい」と、最後にメッセージを贈った。

<関連サイト>
『洗う保湿ケア ミノン』 http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon/
AKB48、最新映像作品で中止となった大島優子卒業ライブの舞台裏を公開 https://www.entameplex.com/archives/14255