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リアルSUMOUに心ぴょんぴょん! 「超会議」2日目レポート


“ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現する”がコンセプトの「ニコニコ超会議2015」が、4月25日・26日の2日間、幕張メッセで行われた。2日間で延べ15万1,115人、ネット来場者794万495人が来場したこのイベント、初日のレポートに続いて26日の模様をお届け!

まず目をひいたのが大相撲超会議場所。幕内力士が集結し、取り組みや稽古、土俵入りを間近で見られるとあり、老若男女幅広い層を集めていた。中でも一際注目を集めていたのがniconicoで人気のMAD動画“SUMOU”を再現したリアルSUMOU。この日は豊ノ島と豪風、勢と輝ノ富士が出場し、TORIKUMIを披露した。会場に設置されたスクリーンでは、TORIKUMIの様子を“無修正”で同時中継。この模様はニコ生でも配信され、会場の観客ともどもRIKISHIのぶつかり合いに圧倒されていた。

「わんばく土俵祭り」では、今年結成30周年のダチョウ倶楽部の3人が力士に挑戦。逸ノ城に3人がかりで挑むも、一瞬で投げられていた。

「超アニメエリア」で活況を呈していたのが「ご注文はうさぎですか?」あぁ^~体がぴょんぴょんするんじゃぁ^~のコーナー。“あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~”は、多くの難民を生んだ同アニメのOP曲「Daydream cafe」の歌詞から生まれた弾幕で、2014年のネット・アニメ流行語大賞にもノミネートされた言葉だ。そんな“こころぴょんぴょん”を再現すべく、リアルに体がぴょんぴょんするカオスなアトラクションが誕生。

内容は、バンジーをつけて疾走し、吊り下げられた抱き枕を制限時間内に掴み取る……というもので、難易度高めの設定なのか失敗者が続出。それでも2日間続けて挑戦する人も出るほどの人気ぶり。

また、「超アニメエリア」上空では地上6メートルの高さからワイヤーで滑空しながらターゲットを狙う人の姿が。これは『ゴルゴ13』をイメージしたガンアクション体験で、挑戦者にはゴルゴ眉のプレゼントも。

「超ロボットエリア」では映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー』に登場するロボット:AV-98イングラムが。全長は10メートル(実物大)ということだが、後方に見える輸送車:レイバーキャリアと比較すると、その巨大さも際立つ。

お腹が空いたけどフードコートで待つのはイヤ! という人が群がった今年オープンの「におい亭クンカクンカ」。ここでは焼きそばやウナギの蒲焼き、焼き肉の“タレ”が鉄板で焼ける香ばしい香りを無料で楽しめる。よけいお腹が空きそうだが……。

最後に「超コスプレひろば」に集まったコスプレイヤーたちを紹介! 『ラブライブ!』『アイドルマスター』などのアイドルものが人気の一方、niconico三大ジャンルの一角『東方Project』のコスプレもチラホラと見られた。

なお、10月25日(土)には、さいたまスーパーアリーナで『ニコニコ超パーティー2015』が開催。2016年には『ニコニコ超会議2016』の開催も決定している。

<関連サイト>
ニコニコ超会議2015 http://www.chokaigi.jp/
「ニコニコ超会議 2015」に行ってみた! 知られざる企業ブースのこだわり https://www.entameplex.com/archives/20238