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藤原紀香、交際相手・片岡愛之助について話が及ぶも……東京国際映画祭の舞台挨拶にて


10月29日、都内にてショートフィルム「イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」の舞台あいさつが行われ、イザベラの声を吹き替え担当する女優の藤原紀香が登壇した。

同作品は、モデルで女優のイザベラ・ロッセリーニが全世界35カ国で動物の生殖行為を演じるひとり舞台を開催し、その公演に密着したドキュメンタリーだ。イザベラは、映画監督ロベルト・ロッセリーニを父に、女優イングリッド・バーグマンを母に持つ。

「イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」は、今年で28回を迎える東京国際映画祭のパノラマ部門として上映する運びとなった。また本作は11月7日(土)、13時からWOWOWプライムにて放送される。

今作は、衛星基幹放送事業を展開するWOWOWが、世界各国のメディアやクリエイターと共同で番組制作する「国際共同プロジェクト」の一環で、藤原は「以前、同じプロジェクトでの映画監督マーティン・スコセッシさんのドキュメンタリーに感銘を受けたので、まずはそこに参加できることに喜びを覚えました」と語った。

そして「グリーン・ポルノ」については、「本作はイザベラさんの思いと情熱がつまった作品です。学生さんなどにも授業で教材として見ていただける教育的娯楽番組だと思います」とコメント。収録には約11時間を要したらしく、藤原は「終わったときは抜け殻のようになっていました」と笑いを誘った。しかし「声を入れるお仕事は大好きなので、夢中でした」とのことで、苦ではなかったようだ。

東京国際映画祭には外国人の参加も多いため、藤原の発言はすべて英訳された。そのため藤原はテンポがつかめず、何度も通訳と同時にしゃべってしまい、頭をかく姿に会場からも思わず笑いが起こる。

作品のキャッチコピーは「SEXは命がけ」。強烈な文言だが、藤原は「例えばクモはメスのほうが大きくて、オスが生殖行為をしようと近づくと、ハエだと思って食べようとするんです。オスは命がけでメスに近寄ってスキを見て、終わった後にすぐに逃げる」と劇中でのコピーの一例をあげた。

ちなみに、最後に記者のひとりが動物を体当たりで演じるイザベラを歌舞伎にたとえ、藤原が交際宣言した歌舞伎俳優・片岡愛之助の話に持っていこうとするも、「お時間となりましたので」とバッサリ斬られ、会見は終了した。藤原もなんとも言えない様子で「番組のこと、よろしくお願いします」と苦笑し、頭を下げていた。

WOWOWオリジナルドキュメンタリー 国際共同制作プロジェクト「イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」は、11月7日(土) 午後1時からWOWOWプライムにて放送。

<関連サイト>
「イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」(WOWOW)  http://www.wowow.co.jp/documentary/gp/
藤原紀香、『グリーン・ポルノ』に夢中「気がついたら11時間経ってました」 https://www.entameplex.com/archives/23503