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さかいゆう、イルミネーション煌めく六本木ヒルズで4曲を披露しファンを魅了


シンガーソングライターのさかいゆうが7日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催されたイベント「TOKYO HARVEST2015」でフリーライブを行った。

さかいは、「さかいゆうでーす!」と軽快な挨拶でステージに登場。鍵盤に座るとすぐにボイスパーカッションで、オーディエンスの拍手をあおぎ、瞬く間にアリーナ周辺には多くの人が集まる。そして、「ぼくは、高知県の出身で、今はこうやって六本木で歌を歌わせてもらって東京人のフリをしていますが、いつも六本木に来るたびに、こんな田舎者が歌っていいのかと正気になる事もあります。僕の地元の言葉で歌われた曲があるんですが、たぶん歌詞の内容が40パーセントくらいしか分からないと思いますが、その曲からスタートしたいと思います!」と曲紹介して「Lalalai」の弾き語りからライブがスタート。

次に、ORIGINAL LOVEの「接吻」をジャズバージョンで歌い上げ、「薔薇とローズ」を弾き始めると、会場からは、大きな歓声があがる。「六本木ヒルズアリーナの声が聞きたいぜー!」とのさかいの声掛けに、約500人集まったオーディンスが「オーオーオー」とさかいのコーラス後に呼応し、会場のムードはコーラスと拍手で一体に。歌い終えたさかいは、「世界一、手拍子のし難いこの曲に、手拍子をしてくれてありがとう!」とオーディエンスの手拍子に感謝の気持ちを述べた。

そして、最後に披露したのは、10月21日に発売されたニューシングル「ジャスミン」。さかいは、「ジャスミンという曲を聞いて頂きます。ジャスミンという言葉は、もともと“ヤースミン”というギリシャ語からきているそうで、天からの贈り物という意味があるそうです。スペインでは、ジャスミンという名前は、女性の名前として、一般的らしいのですが、天使という意味を込めて、天使のように育ってほしいという想いで親が名前をつけるそうです。短い間でしたけど、12月19日に東京でワンマンライブもやりますので、みなさん、続きはぜひ、ライブで会いましょう。ぜひ、聞いて頂く皆様にも、天からの贈りもののような、大切なもの、大切な人、大切な仕事でもいいです。そういう出会いを思い出しながら、そういう方を思い出しながら、聞いてくれたら本当に嬉しいです。さかいゆうでした!」と楽曲に込めた想いを語り、弾き語りを披露。

最近では、結婚式でも活用される事の多い同楽曲。けやき坂のイルミネーションが煌びやかに色づく、幻想的な会場に、愛にあふれる歌詞とさかいの透明感のある優しい歌声が溶け込み、肩を寄せ合って聞くカップルや、目にうっすらと涙を浮かべながら、聴き入る人も。そんな同楽曲をしっとりと歌い上げ、会場一体があたたかい雰囲気の中、大きな拍手と共にステージは幕を閉じた。

ライブを終えた直後のさかいは、12月19日に開催を控えている東京・中野サンプラザのワンマン公演について、「中野サンプラザは、大好きなホールで、最初にコンサートを見たのが中野サンプラザのレイ・チャールズでした。そこでライブができるのがすごく嬉しくて、中野サンプラザは建て直しもあるので、僕にとっては、最後の中野サンプラザなので、気合が入っています!」と意気込みを語った。

Photo by 峠 雄三

<関連サイト>
さかいゆう http://www.office-augusta.com/sakaiyu/