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予告編が話題を呼んでいる映画『無伴奏』から新たな場面写真が公開


3月26日より全国公開となる成海璃子、池松壮亮、斎藤工らが出演する映画『無伴奏』。先日解禁となった予告編映像での斎藤とnon-noモデル:遠藤新菜による濡れ場が大きな話題を呼んだばかり。このほど、新たに本作の場面写真が追加公開された。

今回新たに公開されたのは、祐之介(斎藤)の後ろから腕を回してリンゴの皮を剥くエマ(遠藤)の場面、響子(成海)とエマ(遠藤)が笑いあっている場面など6枚。

成海演じる響子の親友、レイコとジュリーを演じるのは、それぞれ本作が映画初出演となる酒井波湖と仁村紗和。酒井は、100メートル自己ベスト12秒77の記録を持つ、自称“走れる女優”。一方、仁村は、深津絵里と共演した住友生命CM「あの人の生活保険」篇で見せた鶴の恩返しのヒロイン:おつる役での好演ぶりが一躍注目を集めている。このたび、そんな2人からコメントが到着した。

■酒井波湖コメント(レイコ役)

――完成した映画『無伴奏』を見た時の感想

「自分がスクリーンに映るのが直視できませんでした。とにかくはずかしかったです。もうとにかく一生懸命やるしかない自分が、いて。なんとも言えない気持ちになりました。映画って色んな意味で、こわいなって。第一線で活躍されてる方は、本当にすごいということを改めて痛感しました」

――映画初出演が矢崎監督の映画だったことについて

「すごい世界に出会ってしまったとおもいました。作品ができあがるまでのこの時間すべてが財産です。人について、映画について、こんなにも考えさせられた時間はありません。正直、頭でっかちになってしまった位です。笑。一年前、矢崎さんとワークショップで出会ったとき、こんなにも自由になれる場所があるのかと感動しました。そこから、私の周りで、色んなことが動きはじめてました。こころから感謝してます」

■仁村紗和コメント(ジュリー役)

――完成した映画『無伴奏』を見た時の感想

「客観的に見るのが難しかったですが、レイコやジュリーといる時の響子の場面と、4人と出会った後の響子の場面は、また雰囲気や色が違う気がしました。レイコやジュリーといる時のシーンは、映画の中でも息抜きというか、主人公が苦しい場面に直面して、葛藤する響子の印象が強いので、ホッとするという表現は合ってるのかわからないですが、そういった感じを感じて頂けたらいいなと思いました。苦しいだけど、愛してる、、言葉にできないような感情が生まれました」

――映画初出演が矢崎監督の映画だったことについて

「オーディションを受けた時は、私はレイコになる! って決めていました。何故か分かりませんが、レイコは上手く演じれる気がする! と思っていました。マネジャーさんに役名を聞くとジュリーで正直びっくりしました。受かるとも思っていなかったのでのびっくりもありましたが、、嬉しかったです。矢崎さんの演技指導は、受け身な印象でした。こちらが求めなければ矢崎さんの考えてるヒントはくれないですし、テストで一度見てもらう。私はこれだ、と思うけど矢崎さんも思ってくれてるのかなと不安になる時もありましたが、映画初出演で分からないことも多くすべてが勉強でしたので焦らずゆっくり自分で探っていけた気がしていて、ありがたかった部分はあります。そして、尊敬する俳優の皆さんばかりでその背中を見ながら勉強させて頂きました。私はこの映画できっと一番元気な役で友人たちを引っ張って行かなきゃなのに、結局、裏では成海さんや皆さんに引っ張ってもらっていました。このような映画に関わることができて幸せだと思っています。たくさんの人に劇場で見て頂きたいです」

本作は、直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を、『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督の手により映画化。学園紛争が起きていた1970年前後の仙台を舞台に、多感な恋に揺れ動く男女の姿を繊細かつ大胆に描いた切ないラブストーリー。

映画『無伴奏』は、3月26日(土)より 新宿シネマカリテほかにて全国ロードショー。

©2015 「無伴奏」製作委員会

<関連サイト>
映画『無伴奏』 http://mubanso.com/
斎藤工&遠藤新菜、濃密なラブシーンを演じた映画『無伴奏』の予告編が解禁 https://www.entameplex.com/archives/27040