Entame Plex-エンタメプレックス-

超能力者になりきって戦う中二心くすぐる対戦アクション『マジシャンズデッド』が登場


自分が特殊な能力の持ち主だったら……そんな妄想をしたことがある、あるいは今もそうした中二病的な想像をして楽しむ……なんて人も少なくないはず。そんな能力が実在する世界で、異能力者を操り戦う多人数対戦型のアクションゲーム『マジシャンズデッド』が先日幕張メッセで開催されたアーケードゲームの展示発表会『ジャパンアミューズメントエキスポ2016』で発表された。

このゲームは超能力者と魔法使いが戦う対戦型アクションゲームで、アーケードゲームでは初となる非接触型モーションセンサーを採用。要は両手をコントローラーがわりにキャラクターを操作することができ、例えば右手を突き出せば炎の矢が放てたり、右手を握りこむことで念力を発動し車を持ち上げ、相手にぶつけて攻撃できたり、左手をかざすと能力で壁を作って防御できたりと、没入感たっぷりの操作で新感覚の攻防が楽しめる。これまで超能力を扱ったゲームでは、コントローラーで操作するものが大半だったが、本作の操作系はより直感的で超能力という題材とうまくマッチしそうだ。

今回はそんな『マジシャンズデッド』の一部、その世界観(ストーリー)と初心者にも扱いやすいスタンダードな超能力者のシヴァンと魔法使いのクラリスという2人のプレイヤーキャラクターが発表に。キャラクターのデザインは『ストリートファイター2』のあきまん、『ベイマックス』のコヤマシゲトを筆頭に、『Fate/EXTRA』のワダアルコら5人が担当し、今後順次キャラクターを追加発表していくとのこと。ケレン味あふれるカッコいいデザインが期待できそうな布陣だ。

ちなみに今作は『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』や『ガンスリンガーストラトス』など、様々な対戦アクションゲームの開発を手がけてきた実績のある株式会社バイキングによる初の自社リリース作品。
発表会に登壇した同社社長の尾畑心一朗は、『マジシャンズデッド』に関して「バイキングが非常に得意としている多人数対戦アクションゲーム。大切な第一弾タイトルなので、いつもの実力を発揮するのはもちろん、いつも以上に気合を入れてます。4歳のころからゲームセンターに通っているので、ゲームセンターは心の故郷のひとつ。そんなゲームセンターに少しでも貢献していきたいです」と意気込みを語っていた。

アーケードゲームで初の操作を盛り込んだ野心的なタイトルとあってか、発表会は立ち見が出るほどの大盛況ぶりで、メディア関係者やアミューズメント施設関係者から大きな注目を集めていた。
なお、今作をいち早く体験できるのは、今春に予定されているロケーションテストになるそうで、詳細は公式サイトで追って告知されるとのこと。

©2016 BYKING Inc. All rights reserved.
©2015-2016 EXIGE GAMES Sdn.Bhd. All rights reserved.
※画面は開発中のものです。

<関連サイト>
Magicians DEAD(マジシャンズデッド) http://magiciansdead.jp/