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新垣結衣主演の感動作『くちびるに歌を』が東京新聞映画賞を受賞


女優の新垣結衣が自身初となる教師役に挑戦した映画『くちびるに歌を』(2015年2月28日)が、「第8回東京新聞映画賞」を受賞した。

本作は、全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の作者アンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに、中田永一氏が書きおろしたベストセラーを映画化。新垣を主演に迎え、『陽だまりの彼女』『ホットロード』『アオハライド』などを手掛けた青春映画の名手・三木孝浩がメガホンを取った感動作。

この賞は、東京新聞が読者から募集した“大切な人に観てほしい映画(2015年1月~2015年12月までに公開されたすべての作品を対象に3作品まで)”の結果を参考に、同賞選考委員会が協議して決定した作品に送られる賞。

2月29日、都内にて行われた授賞式には、三木監督が登壇。トロフィーを手に持ち、「素敵な賞をいただいて本当にうれしく思います。この『くちびるに歌を』という作品は、アンジェラ・アキさんの曲をモチーフとした小説を元にした映画です。もともとアンジェラさんは自分のためではなく、合唱コンクールの課題曲として10代の子どもたちのために曲を作ったそうです。自分のためではなく誰かのために作るという想いが歌になって、小説になって、こうやって映画になって、そういう想いが波紋のように広がって生まれた作品です。そこに関われたことがうれしく、今回何よりも“大切な人に観てほしい”映画として選ばれたことをうれしく思います。この作品が同賞をきっかけに、いろいろな人に広まっていければうれしいです」と、感激の想いをコメントした。

また、壇上には、新垣演じる臨時教員の柏木先生の生徒役を演じた恒松祐里(仲村ナズナ役)、下田翔大(桑原サトル役)もお祝いに駆けつけ、「先生役の新垣さんの第一印象は台本どおりクールな人だったのですが、撮影が進むにつれて新垣さんとの距離が少しずつ縮まっていきました。その距離感がお芝居にもいかされていって、楽しく撮影で来たことが今ではいい思い出です。この『くちびるに歌を』は、わたしにとって特別な映画になりました。これを機に、皆さんにとっても特別な作品になればと思っています」(恒松)、「先生役の新垣さんとは車の中のシーンがありましたが、冷房が使えなくて僕がめちゃくちゃ汗をかいてしまい、新垣さんが“サトルがめちゃくちゃ汗かいてるよ”って援護を求めてくれたので、とても優しかったことが印象に残っています。この『くちびるに歌を』は、僕の人生で一番大きな出来事だったので、いろいろな人に観てほしいです。合唱も好きになってほしいです!」(下田)と語り、三木監督とともに受賞の喜びを分かち合った。

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© 2015 『くちびるに歌を』製作委員会 ©2011 中田永一/小学館

<関連サイト>
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