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向井理「一緒にやれたのは財産」尾野真千子と初の夫婦役


向井理の祖母・芦村朋子の半生記を綴った『何日君再来』が映画化、『いつまた、君と ~何日(ホーリー)君(ジュン)再来(ザイライ)~』として全国公開されることがわかった。

『何日君再来』は向井が大学生のとき、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿(90歳)をむかえた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。向井はこの原作の映画化を7年前から熱望、そして企画から携わった作品。
衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井理の祖父)と妻・朋子が、時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる、50年におよぶ愛の物語。現代の朋子が書き綴った手記を、孫の理が1冊の本にまとめていく過程で、過去を振り返っていく回想形式によって語られていく。

主演の芦村朋子役には、NHK連続テレビ小説「カーネーション」でのヒロイン役で一躍注目を集め、現在も映画やドラマで数々の賞を受賞している実力派女優・尾野真千子。

どんな困難な状況でも常に明るく夫を支える妻を、強さと儚さを絶妙に醸し出しながら演じる。そして、度重なる不運に見舞われながらも、妻・朋子や子供たちの大黒柱であり続けた夫・吾郎役を向井が演じる。まっすぐに生きていくことが難しい時代でも、決して信念を曲げない夫を、多彩な表情を見せながら魅力的に演じている。現場でも大の仲良しだった2人が、初の夫婦役として共演を果たした。

向井は本作について、「いつかこの話を実現してみたいと思っていました。すべての人にファミリーヒストリーはあると思うので、この作品は観る方自身が主人公だと思います。戦後は苦労した人も多く、困難な時代を乗り越えて今の時代があるので、自分の家族や親戚や先祖のことを少しでも振り返って思い出すきっかけになっていただけたらいいなと思います。時代が違っても家族という単位は常に変わらない、すごく身近で切っても切れない関係性がありますが、今はそれが当たり前になっているので、改めて当たり前のことを見つめ直すきっかけになる作品になればいいなと思います」とコメント。

また、初の夫婦役となる尾野について「彼女がいるだけで現場が明るくなって、笑っていてくれるだけでも幸せな気持ちになれるので、そういう方と一緒にやれたのは財産です」と語っている。

©2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会

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