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中山優馬「北斗」の過酷な撮影を終え涙を浮かべた瞬間


直木賞作家・石田衣良が“デビュー15周年の結論”と自負する渾身作を、中山優馬主演、映画『脳男』 『グラスホッパー』の瀧本智行監督とのタッグで連続ドラマ化した「連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-」。

放送開始を前にして、撮影でのサプライズエピソードが明らかになった。

今回、中山演じる端爪北斗と多くのシーンを共にした、弁護士・高井聡一役の松尾スズキ。撮影中は重いシーンの連続で空気が張り詰め、2人が談笑する姿は皆無。どんどん体重を落としていく中山の姿を見た松尾から、撮影終了後、「高級焼き肉店のお食事券」が手渡された。「これで好きなものを食べるといい」と、一番近くで中山の変化を見守り続けた松尾ならではのサプライズプレゼントだった。そんななか、クランクアップ時にとびきりの笑顔を見せたのは瀧本監督。中山と抱き合い、撮影が終了した喜びを分かち合う一幕も。
そして、スタッフ一同から監督へのサプライズが。それは撮影終了後に行われた記念撮影会に使用するパネル(写真)だった。「瀧本組」と書かれたパネルには、実は北斗が収監された拘置所の鉄格子が使われており、セットを解体する際、美術さんが用意してくれた力作。全員での記念撮影後、なぜか監督×鉄格子パネルの撮影会がスタート。スタッフ&共演者からの“愛”が感じられた瞬間だった。

主演・中山にとっては、約2ヶ月間自身と共存した“端爪北斗”との別れの時。約12kgもの減量で、心身ともに疲れ切った彼の目に……涙はなく、本人いわく“中山優馬に戻る”実感が沸かなかったとか。そんな彼へのサプライズプレゼントとして、用意されたのが彼の愛犬・ティンク。

実は「癒されてしまう」という理由で、中山は愛犬との“別居”生活を送っていた。

クランクアップ直後に行われたポスター撮影で、再度“北斗”を演じた中山。写真チェックが終わった瞬間、これまで苦楽を共にしてきた瀧本監督がティンクを連れて入ってくるのが目に飛び込んだ。予期せぬ出来事に、それが現実か夢かも分からぬまま、愛犬との再会を噛みしめた中山の目には涙が。北斗として生きてきた約2ヶ月間を無事に終え、ようやく“中山優馬”として素の自分を取り戻した瞬間だった。

土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-」は、3月25日(土)よる10時よりWOWOWにて放送スタート。(※第1話無料放送)

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