高橋メアリージュンら30歳の思い語る『Women No Limit』
AbemaTVのSPECIALチャンネルにて4月14日から8週連続で放送された特別番組『Women No Limit』。
本番組は、自分らしく生きる女性にスポットを当て、世の中の女性が何となく意識してしまう、女性の「年齢の期限」や「決められた生き方」、「幸せのルール」といったテーマについて改めて考え語り合うというもの。
第7週目となる5月26日放送のスタジオには“30歳前後”という共通点を持つ潮田玲子、福田沙紀、宮澤エマを迎え、「アルビレックス新潟レディース」に所属する女子サッカー選手3人にスポットを当てた。元アスリートとして、潮田は「私は28で引退したんですけど、引退という部分ではやはり年齢を考えてしまう」と、当時の正直な気持ちを話した。また、現在29歳の宮澤は、「結婚とか恋愛になると、今まで同じように歩んできた友達と道が分かれ始める時だと思うので、(30歳という年齢を)意識する気持ちはよく分かります」と、30代を目前に控えるリアルな心境を語った。
最終回となる6月2日の放送では、スタジオにIMALU、加治ひとみ、福田彩乃、舟山久美子が加わり、これまでに出演したゲストが集合した。一般女性に30歳になるテーマについて尋ねた街頭インタビューとともに、これまで番組で密着した高橋メアリージュン、加藤ミリヤらヒロインたちの放送を総集編として振り返った。
街行く女性に「30歳は期限になると思いますか?」と質問したところ、「周りがどんどん結婚していくのでプレッシャーを感じる」「SNSで友達の幸せいっぱいの投稿を見ると不安を感じる」といった声が。
しかし、30歳を迎えたばかりの高橋メアリージュンは、「自分さえあきらめなければ期限はない」と力強く語る。高橋は30歳の誕生日をキレイな自分で迎えるためにトレーニングを始め、現在もアクション女優になるという夢に向かって体を鍛え続けている。
一方、現在29歳の加藤ミリヤは、「周りの声に惑わされることも多いが、自分で自分の人生を決めることを大切にしている」と話し、そのように生きる女性がかっこいいと思われる世の中を実現する必要性を、熱く語った。
次に、街頭インタビューで結婚したい年齢について聞いてみると、30歳を目前に控えた女性たちからは、「世間体を考えると30歳までには結婚していたい」「今25歳で結婚の波が来ているので、第二の波は30歳に来ると思う」をいった意見が出ていた。
加藤に結婚について聞いてみると、意外にも一般の女性と同じように不安に感じた時期もあったと話しました。しかし、ある時、その不安や焦りは“数”に縛られていることだと気づき、年齢と照らし合わせて結婚を焦るような考え方を辞めたと言う。加藤は、「幸せになるには色々な選択肢があり、一つに決めつけるようなことは良くない」と考えているとか。
第一線で活躍するタレント、アーティスト、スポーツ選手の女性たちは、仕事と結婚との両立についてどのように考えているのか――高橋は、「楽しいから」というシンプルな理由で、結婚しても仕事を続けたいと話す。パートナーとしては、「『(仕事を)辞めて』と言ってくる人は嫌だ」とまっすぐに語った。また、「一生懸命取り組むものがあれば、母親になろうが仕事に生きようが輝ける」という言葉からは、常に目の前の物事に全力で向き合い、先の人生を決めつけない高橋の生き方が伝わってきた。
スタジオの出演者たちも「結婚後も働き続けたい」と口を揃え、福田は、「結婚してみないと分からないこともあるが、現時点では自分が専業主婦になるのは考えられない。(夫の方が)主夫だったらいいかも」と率直な思いを語った。
最後に、一般の女性たちに、「30歳に向けてやりたいこと」を尋ねると、「留学をしたい」「全然違う職業を体験したい」といった、年齢に縛られずに夢を実現したいという積極的な姿勢が見られた。10代からアーティストとして活躍続ける加藤は、「人に曲を提供するなど、表に出ない仕事もやってみたい」と話す。また、マドモアゼル・ユリアは、30歳になってから通信制の大学に通い始めたことを打ち明けた。年齢という節目をポジティブに捉え、新しいことに挑戦し続ける女性たちの姿は、世の中の女性を勇気づけてくれるに違いない。
©AbemaTV
<関連サイト>
AbemaTV特番『Women No Limit』7週目放送URL
https://abema.tv/video/episode/221-22_s0_p7
AbemaTV特番『Women No Limit』8週目放送URL
https://abema.tv/video/episode/221-22_s0_p8