谷山紀章、マンガの真骨頂・天才の所業と絶賛するマンガ
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は27日、アニメLIVEチャンネルにて『声優と夜あそび 水【森久保祥太郎×蒼井翔太】#3』を放送した。
ゲストの谷山紀章による、水曜名物“しょーもない話”からスタートした本放送。軽快なトークでスタジオの空気もあたたまったところで、「どうもしょーたんです」「しょーちゃんです」「きしょーちゃんです」「3人合わせて3しょーです」とアイドル風に挨拶した3人。オープニングからエンジン全開の3人に、視聴者からは「始まり方よwww」「かわかわ~!」「3しょー可愛すぎてwww」「笑い止まらんww」とコメントが寄せられ、大盛り上がりのなか番組がスタート。
番組内では国内最大級の電子コミック電子書籍配信サイト「コミックシーモア」が運営するYouTubeチャンネル「コミステ!by コミックシーモア」とのコラボ企画を実施。「森久保×蒼井×谷山の愛して止まないマンガ2選」と題し、3人のおすすめマンガを2つ紹介してもらうことに。
まず、昔の作品を選んだという森久保は『ドラゴン桜』と『>5:00PM REVOLUTION』を紹介。『ドラゴン桜』では、常識破りな主人公に「苦手なことも違う方向から見ると打開策がある」と柔軟な考え方を学ばされたこと、『>5:00PM REVOLUTION』では“これが昭和の青春”と評し、そのリアルな青春群像劇に中学生時代に憧れを抱いていたことを語る。そうして森久保の熱いプレゼンが終了。すっかり作品に引き込まれた谷山は、森久保のプレゼンを絶賛しつつ「やり手の営業マンみたいだよ」とツッコミ、スタジオは笑いに包まれた。
続いて、蒼井は『フルーツバスケット』と『魔法少女・オブ・ジ・エンド』を紹介。『フルーツバスケット』では、愛して止まないポイントとして「涙なしではcan not see!」と紹介し、笑いを誘うも、異性に抱きつかれると動物に変身してしまう運命を持った草摩家とヒロイン・本田透の切ない物語を熱弁。「苦悩や悩みが一人ひとり描かれていて、本田透ちゃんと出会って徐々に前向きになっていく。自分自身と向き合っていくお話が1話1話涙を流すんです!」と語った。また、『魔法少女・オブ・ジ・エンド』の愛してやまないポイントでも「悍(おぞ)カワイイ魔法少女たち」と再び目を引くキャッチコピーを披露し、森久保と谷山は「どういう意味!?」と興味津々に。
その後は、ジャケット買いから始まり、魔法少女という可愛らしい設定とは裏腹に次々に同級生を襲うダークなストーリーと“悍カワ”なタッチにはまったことを説明。涙必至のハートフルストーリーとパニックホラーという真逆な作品をプレゼンしていった。
そして最後は谷山のおすすめマンガの紹介へ。まずは、殺し屋が一般人として生活するストーリーを描いた人気作『ザ・ファブル』をあげ、作者の南勝久先生の巧みな絵や描写の技術を熱弁し「殺し屋っているかもしれないよねってギリギリ信じさせてくれる。(フィクションだけど)上手に騙してくれる。“マンガの真骨頂”!」と絶賛。また、森久保も「アニメ化するなら絶対やりたいって思って読んでた」と作品のファンであることを明かしプレゼンに参加。「たまに挟まるギャグシーンが面白いよね」と一緒にアピール。続いて、谷山が“数あるあだち充作品群の中で最高傑作”と称賛する『ラフ』を紹介。
「舞台は学園もので水泳なんですね。これが(あだち充作品では)レア感あるし、全マンガ史において“最高傑作クラスの最終話”。この終わらせ方は“天才の所業”。何回読んでもゾクっとする」と大絶賛する谷山に、森久保と蒼井も「えぇぇ~!」「見たいなぁ」と食いつき、「衝撃のラストにたどり着きたいですね!」と目を輝かせていた。
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