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よしもと解雇を免れたグランジ、次なるミッションで“改名”のピンチ!


五明拓弥、遠山大輔、佐藤大からなるお笑いトリオ:グランジ。彼らは、昨年11月にDVD「グランジ BEST NETA LIVE」を発売すると同時に、半年間で1万枚売り上げなければ所属事務所である「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」を“解雇”という過酷なミッションを課せられ一躍話題に。

そして、半年後には販売枚数1万枚を見事クリアし、そのご褒美として月9ドラマ「極悪がんぼ」へのエキストラ出演、「浜ちゃんが!」への番組出演などのほか、雑誌「LOADED」にモデルとして参加、雑誌「Popteen」での特集掲載が決定するなど、活躍の場を広げてきた彼ら。

ところが10月22日、そんな彼らに新たなミッションが……。

この日彼らは、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で毎週月曜~金曜に開催されている配信番組「爆ハリ!」のライブに出演。トレンディエンジェルや“BKB”ことバイク川崎バイクらと軽快なトークで会場を盛り上げていたのだが……、ライブも終盤に差し掛かったころ、突如グランジの元マネージャー:北橋氏が登場!

「今日はグランジさんにお願いがあって来ました」と言う北橋氏に対し、「断る!」(五明)、「イヤな予感しかしない!」(遠山)、「DVDの時と同じ雰囲気じゃないっすか、コレ!?」(佐藤)と何かを察知したかのような3人。

そんな彼らに告げられたミッションは、「ダシダ1万個売れなきゃ改名!!」。しかも今回与えられた期間は僅か2ヶ月間!

「ダシダ」とは、韓国では知らない人はいないとまで言われているほど有名な牛肉だしの素の万能調味料で、日本でいう「味の素」と言ったところ。韓国の家庭では馴染みのある「ダシダ」だが、日本でも広く知ってもらうためにグランジの販売能力に白羽の矢が刺さり、今回のチャレンジ企画オファーに至ったのだとか。本チャレンジの経過は韓国のエンタメチャンネルの番組等で取り上げられる予定とのことで、サプライズ発表となったこの日は、応援サポーターとして韓国の5人組ボーカルグループ:5tion(オーション)が駆けつけた。

ライブ終了後には早速グランジと5tionによる「ダシダ」の即売会が行われ、用意していた400個は完売!
一見、幸先の良いスタートを切ったかのように思えるが、(買っていたのはほぼ5tionのお客さんだったような気が……w)果たして2ヶ月間で達成し“改名”のピンチから免れることはできるのか!?

そして「ダシダ」即売会を終えたばかりのグランジ3人に、サプライズ発表の感想や今後の秘策はあるのか、話を聞いてみた。

──ライブ中、いきなりのサプライズ発表でしたが、聞かされた時の率直な感想はいかがでしたか?
佐藤大(以下、佐藤/写真右)「ふざけてるなと思いましたね(笑)」

遠山大輔(以下、遠山/写真中央)「5tionの皆さんがキャンペーンした方が40万個くらい売れると思うけど(笑)」

──今日は用意していた400個が完売しましたね!
五明拓弥(以下、五明/写真左)「20個買っていったお客さんいたけど、1年で使い切れるか?」

佐藤「かなり入れないと(笑)。中には100個買おうとしたお客さんもいたよな!?」

遠山「そのお客さん、僕らと一切目を合わせず通過していったけど……(笑)。5tionのお客さんのパワーはお借りしたいなと」

──5tionさんにおんぶに抱っこのような気が……。
佐藤「100%そうです(笑)」

五明「売ってて思ったんだけど、あのお客さん達を5tionさんから奪い取ったら熱いんじゃねぇかなって」

佐藤「間違いなく奪い取れないと思います(笑)。みんなスタイル良くてカッコイイし」

五明「でも、5tionさんとはこれからも末永くやっていきたいよね」

──韓国のエンタメチャンネルでも今回の企画が放送されますし、韓国でグランジさんのことを知る方も増えそうですね。
佐藤「嬉しいですね。日韓の文化交流ってことで、向こうでお仕事できたら最高ですね」

五明「1万個売って、旅行に行って韓国で単独ライブするのが一番でしょ!」

──仰る通り、1万個を売り切った暁には韓国旅行がプレゼントされますよね。
遠山「0泊とか言いそうな気が……。せめて4泊5日で交渉しよう!」

佐藤「もちろん俺は高級旅行だと思ってるよ! 済州島のリゾートホテルとか」

五明「飛行機もファーストクラスで!」

──目標達成の秘策はありますか?
佐藤「僕は焼肉屋でバイトしてた店で使ってたから馴染みが深いです。旨いし、商品がいいから普通にセールスしやすいんじゃないかなと」

遠山「5tionのメンバーのパンツとか私物を勝手に盗んで、それをダシダに1個ずつ切って貼り付けて売るっていうのをTwitterでやろうかと。(それは冗談ですけど)4tトラックにダシダをパンパンに積んで、5tionのライブ会場に駆けつけて売ったり……色々、策は浮かんでるんで(笑)」

佐藤「高島平のマンモス団地とかの前で売ったらそこそこ売れるんじゃねぇかな(笑)」

五明「怪しすぎるだろ!」

──最後に意気込みをお願いします!
佐藤「ダシダって名前もすごくいいですけど、改名はしたくないなと思ってるんで! グランジって名前に愛着ありますし、頑張ります」

遠山「若手はDVD3千枚売ったらいいところを、僕らは1万2千枚売ったんですから! 自信はあります!」

──2ヵ月後の結果を楽しみにしています!
五明「2ヵ月後、また来てくれるんすか?」

遠山「ちゃんと追ってくれるんですか?」

──もちろん、2ヵ月後もちゃんと取材に来ますよ!
遠山「まず、これも記事にしてくれるんですか!?」

佐藤「どこを疑ってんだ!? だから今日来てくれてんだろ! 日韓の文化交流ってところを強めにお願いしますね」

遠山「それは誰に向けて言ってんだよ!?」

佐藤「ダシダさんにだよ!」

3人は「ダシダのだしで作った鍋でも食べながら作戦会議します」と、最後にちゃっかりダシダをヨイショするあたり彼らの販売能力は本当に高いのかもしれない。2ヵ月後となる結果発表での取材を約束し、よしもと幕張イオンモール劇場を後にした。もちろん、その時もグランジという名前での取材であることを祈って……。

<関連サイト>
グランジ ttp://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=454
爆ハリ! http://makuhari.laff.jp/bakuhari/