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より美しく! 人は爪で生まれ変わる、TAACOBA式“美爪”スタイル


「健康的な爪は湾曲していて、それが美しさに繋がる……」

「ジェルはあくまで補強材……今は使用目的が変わってしまった……」

「爪の形を変える、体質を変えることも可能……」

「造花と生花、どちらがいいのか……」

そう語るのは銀座をはじめ関東、関西に計7つの店舗を運営する人気ネイルサロン:TAACOBAのカリスマ・マニキュアリスト:東條汀留。
いまやネイルもファッションの一部、様々な流行が生まれは廃れていくなか、ここTAACOBAでは爪が本来持っている美を求め、なおかつ健康とリンク。ただ爪を見せるのはなく、健康的に“魅せる爪”を作りあげることで長年人気を獲得。まさに信頼と実績のTAACOBA! 今回はそんなTAACOBAの魅力を改めて追求するべく、東條汀留にインタビュー。知っているようで知らない、爪に関する驚きの知識も満載!

——TAACOBAさんでは、爪を美しくすることで、より健康で生活が豊かになると提唱されていますが、それはどのようなことでしょうか?
「現在、ネイルはオシャレ、美容の一部と括られがちですが、本来は生活に密着したもの。爪は、あくまで私たちの手の一部です。その中で美しい爪とは何か、それは見た目の美しさとともに、健康的な爪であることが重要だと考えています。そして、美しく健康的な爪であることで、しいては全身の健康に繋がると思っています。例えばシャンプーしたときに髪が爪にひっかからない、爪でかゆいところをかいても痛くない、さらには爪をどこかにぶつけても割れない、些細なことではありますが、そういったことも健康的な爪でないとできないのです」

——美しい爪=健康的な爪なんですね。
「健康的な爪は、必ずしっかりと湾曲(カーブ)していて、そのラインが美しさに繋がっています。それは、測ってみると爪の形が黄金比(1:1.618)の長方形に入るカープの形をしているんです。今はジェルネイルが流行し、多くの方々が使用していますが、それは本当の意味での爪の美しさではない、あくまで自己満足の世界だと私はと思っています。本来、ジェルはあくまで補強材なんですよ。それが今は使用目的が変わってしまった。何事も使い方を間違えるとマイナスになる、ジェルに関しても同じで逆に爪を痛めてしまう場合もあります」

——そんな状況に対して、TAACOBAさんでは本来の爪の美しさを伝えるべく、ラウンドスクエアにこだわっているんですよね。
「これまで様々な研究がなされてきましたが、その中で最良のスタイル、本当の意味で美しい爪、それがラウンドスクエアだと思っています。シンプルに爪を球体にする、そうすることで爪が長く、美しく見えますし、丸みを帯びているので強化もされます。たとえ、どこかにぶつけたとしても面ではなく点で接するので折れにくくなるのです」

——人はそれぞれ爪の形が違いますが、だれでもラウンドスクエアにすることは可能なんでしょうか?
「可能です。爪の形を変えることはできますし、体質を変えることも可能です。それにはお手入れをしっかりとやらないといけませんが、それを個人でやるには限度がありますね。ネイルケアと言うと、ただ甘皮のお手入れをすればいいと思われる方もいらっしゃいますがそれだけではありません。甘皮のお手入れはもちろん、爪の薄皮を取り除いたり、形を整えラウンドスクエアにする。そうすることで美しく健康的な爪になるのです」

——ジェルなどの作りものの美しさではなく、爪本来の美しさを得る。そこが大きな違いなんですね。
「ジェルは、基本的に長持ちするので浸透したのだと思いますが、造花と生花、どちらがいいのかということと同じです。やはり自然な美しさには叶わないと思いますし、見た目だけでなく触り心地、感触も全然違います。あとは、女性は自分が美しくなると心が豊かになりますよね。作りものではなく、自分の身体そのものが美しくなると、その感覚も一入だと思いますね」

——TAACOBAさんでは、ネイルケアだけでなく店舗自体にも様々な工夫がなされていると伺っています。
「店舗の特徴としては、ラウンジを広く設けています。それは、世界中を探してもあまりないかもしれませんね。女性はしゃべることで精神的にリフレッシュし、ストレスを解消しています。私たちはそういった場所を提供したいんですよね。ただネイルケアをしてさようならではなく、爪を乾かす時間にも情報交換したり、新しい友達を作ったりして楽しんでいただく、そのためにラウンジを作りました」

——ただネイルのケアをするだけではなく、心のケア、癒しまで行うと。
「精神的なケアとまでは言いませんが、せっかく来ていただくお客さんにできる限りのことはしたいなと思っています。店舗によって大小は異なりますが、私たちは全店舗にラウンジを設けることで、少しでも安らいでいただければと思います」

——また、TAACOBAさんではペディキュアも定評がありますよね。
「足に関しては、マニュキュアと同時に予防医学的な部分も重視しています。普段、みなさんなかなか足の裏を見る機会はないと思うんですが、タコやイボなど、いろいろと気付かれていないことが多いんですよね。それらは特に痛みがなかったりしますし」

——確かに人は痛みがないと気がつかないことは多いです。
「皮膚の病気は、痛みを伴うことがあまりないので、進行してから気付く方が多いようですね。ネイルに関しても爪が浮いてしまう爪甲剥離という病気がありますが、これも痛みがないので気付かずに進行してしまう、そういった方も最近特に多いですね」

——いろいろとトータルでケアをしてくれるにも関わらず、TAACOBAさんはお値段もリーズナブルですよね。
「お客様に喜んでいただきたいですからね。本当のことを言えば、私はみなさんにできれば1週間に一度通っていただきたいと思っています。1度限りのことであれば、もっと高くてもよかったかもしれませんが、できる限り多く通っていただくために、価格設定にもこだわっています。もちろん、一度体験することで私たちのことを知っていただくことはできますが、本当の意味での良さは通っていただくことにあると思っています。ラウンドスクエアの美しい爪を作るにも、爪が生え変わる期間、4カ月から半年はかかりますので、最低でもその期間通っていただくのがベストですね。ただ、勘違いされては困るのがラウンドスクエアにしたからといって一生何もしなくていいわけではなく、定期的にケアをしないと美しさは保てません。ネイルケアは歯を磨くこと、髪をとかすことと同じなんです」

——最近では忙しさにかまけて、ケアができないという声も大きく聞きます。
「生活の中でうまく時間を使えば、必ず時間はあると思いますし、逆にネイルケアをすることでストレスの解消になり、その後の生活にも好影響を与えることもあるのでは、と思っています。元来、東洋人は欧米人に比べて爪が丈夫なので、油断している方もいるかもしれません。でも、その慢心がトラブルを引き起こします。そして、最近では様々な媒体で誰でも気軽にネイルケアができることが伝えられ、それによる弊害もあるかなと思っています。ネイルケアは自分でもできる、そうみなさん思っているかもしれませんが、そこには限界があります。本当の意味で爪が美しくなること、そしてそれによって生活自体が変わるということをぜひみなさんにも一度体験いただければと思っています」

<関連サイト>
TAACOBA http://www.taacoba.co.jp/