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ギークな女優:池澤あやか「思い通りにカスタマイズできる端末“Fx0”が遂に出た!」


女優の池澤あやかが23日、都内で行われた国内通信事業者初となるFirefox OSを搭載したKDDIのスマートフォン「Fx0」の発売発表イベントに出席した。

この新端末は、Firefox OSのオープン性を活かし、標準的なWeb技術を通してさまざまなデバイスを連動させるプログラミングが可能なWebサーバー機能、アプリケーションやユーザーインターフェースの開発が行えるなどのスペックに加え、デザイナーの吉岡徳仁氏によるメカニカルで透明な創造力を掻き立てるスタイリッシュなデザインなどが特徴で、12月25日からauオンラインショップおよびKDDI直営店4店舗(au SHINJUKU、au NAGOYA、au OSAKA、au FUKUOKA)のみで販売され、2015年1月6日からは全国のauショップおよびau取扱店でも順次販売予定。

先駆的モデルとも言える「Fx0」の発表イベントとあって、KDDI・田中孝司社長やMozillaのCTO アンドレアス・ガル氏による新端末のプレゼンテーションのほか、同OSを用いて開発されたアプリのデモンストレーションなども行われ、“プログラムができる女優”として知られる池澤が「池澤あやかチーム」として参加。デモンストレーションでは、HTML5でFirefoxのイメージキャラクター:フォクすけのぬいぐるみを制御してみせるなど“ギーク女子”ぶりを披露した。(※ギーク=コンピュータ系などの知識が深い技術オタク)

慶應義塾大学環境情報学部卒で、ウェブ開発ができるという女優としては類まれな特技の持ち主である池澤あやか。今回、そんな彼女にイベント終了後に新端末などについて色々と話を聞くことができた。

――Firefox OS搭載のスマートフォン「Fx0」を実際に手に取ってみて、感想はいかがでしたか?
「まず、そのデザインに驚きました。基盤が透けてて、ホームキーのところにFirefoxのブラウザのロゴが入ってたり、裏も透けていてかっこいいなというのが第一印象ですね」

――イベントではデモンストレーションも披露されていましたね。
「アプリケーションを実験的に作ってみたんですけど、ソフトウェアの方は本当に少ないコード数で実装することができたので、驚きました。これは開発者の層が厚くなるだろうなと思いました」

――スマホでぬいぐるみが動かせるデモンストレーションを見てびっくりしました。Firefox OSを搭載したスマートフォンが発売されることで、池澤さんが今後期待していることは?
「やはり開発がしやすいというのが一番大きいところで、例えば端末と自動ロボット掃除機や身近な家電とつなげたりと、いろんな可能性がある端末だなと思っています。自分の思い通りにカスタマイズできる端末が遂に出た! という印象ですね。こんなに自由度が高いスマートフォンは初めてだなと思います」

――池澤さんは“プログラムができる女優”や“ギーク女子”などと称されることが多いと思いますが、プログラミングに興味を持ったきっかけは?
「大学の専攻が電子工作だとかプログラミングが必要な分野で自分でモノづくりをするゼミだったので、勉強せざるを得なかったんです。そこからウェブとかにも興味を持って開発をするようになって、気がついたらプログラミング沼から抜けられないみたいな感じで(笑)」

――興味を持ったことには、結構のめりこむタイプ?
「そうですね。でも意外と飽きっぽいんですけどね(笑)」

――今、プログラミング以外にハマっていることは?
「レーザーカッターとか3Dプリンターとか好きです。レーザーカッターは、PCでデータを作ってそれを革のお財布に絵を彫刻したり、木を切ることが出来たりするんです。3Dプリンターは、層を重ねていって立体物を作ったり出来るんですけど、都内で3Dプリンターを使えるカフェがあるので、行ってみたり。割と面白いですよ」

――大学も卒業されて、2014年を振り返ってみていかがでした?
「今まで自分が社会人になる姿が想像できなかったんですけど、何とかやってこられてよかったなとホッとしてます(笑)。これからも、技術に関わりつつタレント活動をしていければなと思っています」

――来年新たにチャレンジしてみたいことは?
「大学を卒業してから時間に余裕ができたので、展示会などに自分の作品を出してみたいですね」

<関連サイト>
au Firefox OS Portal Site http://au-fx.kddi.com/
池澤あやか http://ikezawaayaka.com/