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「NMB48は全然アイドルらしくない」小谷里歩&上西恵&木下百花インタビュー!


山本彩、渡辺美優紀らを筆頭に大活躍中のNMB48。彼女たちはお笑い文化が深く息づく大阪・難波が活動拠点とあって、時にはお笑い芸人も顔負けのアイドルらしからぬリアクションやトークを展開するなど、枠にとらわれないところが他のアイドルグループにない魅力のひとつとなっている。そして、昨年11月に発売された10枚目となるシングル『らしくない』では、白間美瑠と矢倉楓子がWセンターを務めるなど新たな顔ぶれもメキメキと頭角を現し、ますます勢いを増している。

そんなNMB48は、アイドル専門チャンネル「Kawaiian TV」の開局を記念して昨年12月に沖縄県宜野湾市で行われた「Kawaiian TV 開局記念生放送SP」ライブでトップバッターという大役を務め、『ナギイチ』『らしくない』『イビサガール』などのシングル曲を中心に全10曲を披露。息ぴったりのパフォーマンスで、圧倒的な存在感をみせつけた。

Entame Plexでは、今後の更なる活躍に期待大なNMB48メンバーの小谷里歩、上西恵、木下百花の3人を直撃! 2014年を振り返ってもらい、今年新たにチャレンジしたいことや今後の展望など今の素直な気持ちを聞いてみた。

――「Kawaiian TV」の2時間生放送の帯番組「Kawaiian くらびぃー!」でNMB48は火曜を担当していますが、今後どんな企画をやってみたいですか? ちなみに山本彩さんは、ローション相撲に挑戦したいと言ってましたが……。

小谷里歩(以下、小谷)「わたし、ローション系は一度やったことがあって(※注1)もう懲り懲りです(笑)。なので、運動会をやってみたいですね。NMB同士でもいいし、いろんなアイドルグループさんと対抗でやっても楽しそうだなと思います」

※注1:NMB48 7thシングル特典映像での月亭方正とのローションビーチフラッグ対決

上西恵(以下、上西)「わたしは『世界の果てまでイッテQ!』みたいに、海外に行って体を張り過ぎてるくらいのロケとかしてみたいですね。百花が爬虫類好きなんで、一緒に行って虫を食べたり(笑)」

――「Kawaiian TV」では、そのほかにも「NMB48劇場公演」や「NMB48 アイドルらしくない!!」なども放送されていますが、自分がアイドルらしくないなって思うところはありますか?

木下百花(以下、木下)「わたしは、らしくないっていうよりも、最初から自分がアイドルって思ったことないんで(笑)。基本そんな感じでやってるからまわりから見たら、らしくないだらけじゃないかなと思いますね」

小谷「NMBは、ほかのアイドルさんに比べて全然アイドルらしくないと思います」

木下「“今ツッコむとこやろ!”みたいに、普段からボケとかツッコミとかやたらと追求するんですよ。大阪人丸出しな感じで(笑)」

小谷「ほかのアイドルグループさん達って、誰かがボケた時に“オイオイオイッ!”って立ち上がったり、ズッコケたりしないじゃないですか(笑)。NMBは、みんな狙ってそれをしたがるんですよ」

――では、ライブの醍醐味や他のアイドルグループに負けないと思うのもそういう所?
木下「振り付けが揃ってるとかもあるんですけど、やっぱりMCとかはいつも意気込んでしまいますね。前の日にみんなで集まって練ったりもしますし」

――そんな皆さんがそもそもアイドルを志したきっかけは?
上西「わたしは、昔から芸能界にすごく憧れてたんですけど、アイドルになろうとは思ってなかったんです。友達に誘われたから(オーディションを)一緒に受けたって感じです」

小谷「お母さんが新聞を見て“これ受けな”って言われて」

木下「わたしもアイドルになりたいとかなかったんですけど、勝手にオカンが応募してて。オーディション会場に着くまで、全然知らなかったんですよ。いきなり連れて行かれて“ココどこやろ!?”って思ったら、『NMB48』って書いてあって。48っていうのはAKBさんで知ってたけど、“パクリやん!”って偽のオーディションかと思って会場に入ったら、秋元康さんがいて“えっ!? これガチやん”って(笑)」

――じゃあ、木下さんは何の心の準備もなく連れて行かれたのがNMB48のオーディション会場だったと。
木下「たまたま行って……、あとでオカンにブチギレましたね(笑)」

――2月には、NMB48単独でのアリーナツアーを控えていますが、どんなライブにしたいですか?
木下「NMBだけで大きい会場でライブをさせてもらえるのは躍進やと思うんですけど、大きい会場やと緊張して縮こまっちゃうかなっていう不安もあって……でもそういうのを怖がらずにお客さんの顔を見てパフォーマンス出来たらいいなと思ってます」

――劇場公演とはまったく違った感覚ですよね。
小谷「劇場だと距離が近いから後ろのお客さんまで熱気が届くんですよ。劇場でのライブと同じように、大きい会場でも後ろまで届かせたいですね」

――改めて2014年を振り返っての感想と、2015年の抱負をお願いします!
小谷「総選挙で初めてランク入りできてAKBとの兼任も始まったり、自分的には飛躍の年やったと思います。だから2015年は実りのある年になればいいなと思ってます。ロケとか大好きなんで、さや姉に負けじともっとテレビに出たいですね」

上西「逆に、わたしは本当にダメな年でした。総選挙の順位も下がっちゃったし、パッとすることがなかったなと思っているので。2年ぐらい前に一回ドラマに出させていただいて、そこからずっと演技のお仕事がしたいって言ってるけど、まだ出来ていなくて……。だから演技のお仕事が出来ればいいなと思います。今年20歳になるんで、ほんまに人生で記憶に残る年になればいいなって」

木下「わたしは、いろんなことが経験出来た一年でした。ドラマのお仕事をいただいたり、選抜に選んでいただいてこうして取材とかさせていただいたり、今順調に積み重ねていってるなって。これからはもっと面白いことを自分で提案していけるようにしたいです!」

――そういえば、昨年『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2014』に出演した際「らしくない」の曲中で木下さんがやった変顔が“可愛すぎる”とネットで話題になってましたよね。
木下「カメラが近づいてきたから“何かやらなあかんのかな”と思って。わたし的にはいつもやってるコトやから普通なんですけど、ネットでは“放送事故”みたいに書かれてて(笑)」

小谷「えっ、そうなん!?」

木下「わたしの変顔でそんなんなるなんて……日本は平和やなぁと思いましたね(笑)」

<関連サイト>
NMB48 http://www.nmb48.com/
NMB48山本彩、“ヌルヌル王子”河本とのローション相撲対決を熱望!? https://www.entameplex.com/archives/17105