槙野・柿谷・柏木が挙げるサッカー日本代表、W杯のキーマンは?

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、12月14日(日)夜10時より、スポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』を生放送し、番組放送後より無料見逃し配信を開始した。
本番組は“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組。野球やサッカーを中心に注目スポーツの最新情報を毎週日曜夜10時から生放送でお届け。本放送回は、メインコメンテーターの槙野智章さんと柿谷曜一朗さん、柏木陽介さんがコメンテーターとして出演した。
今回はW杯のグループFで戦うことが決まっている日本代表に注目。やはり初戦の重要性は高いと語る槙野さんは「調整が大事だよね」と柿谷さんに投げかけ、「そうだね。初戦にどれだけ100%の力で臨めるかは大事だね」と柿谷さん。「勝つのも大事ですし、たとえ負けたとしてもどれだけ自分たちのサッカーができたかっていうのも重要だと思います。それはコンディション面も含めて」と話しつつ、初戦の勝敗が及ぼす戦い方への影響について、自身が代表選手として出場した2014年のコートジボワール戦を振り返り「あれは逆転負けで、FWのドログバ選手が出てきた印象が強かったので、ホテルに戻るまでずっと“ドログバ”が残ってました」と苦い顔に。プレーの内容によって選手たちの頭に残る印象の強さが大きく変わってしまうと懸念する。
ダラスで行われるオランダとの初戦は気温が30度を超える可能性があるとのことで、アウェー戦に強かった柏木さんは「アウェーでの戦いではやっぱり環境への順応性が影響するし、そこも戦う上で重要な要素だと思う」と語り、槙野さんも「移動も大変ですけど、みんな寒い方が慣れてるんじゃないか。暑い中で走って戦うサッカーをどれだけできるかが問題」と話す。
また、W杯日本代表のキーマンを挙げた三人。遠藤航選手、守田英正選手、鎌田大地選手、佐野海舟選手を挙げた柏木さんはボランチの組み合わせで選んだと話し「まず遠藤・守田、鎌田・佐野の相性がいい。相手によって一人ずつ変えるのではなくて、ペアで変えてもいいんじゃないかなと思う。正直、誰が出てもおかしくない状況だから、ペアを重要視するのもいいかな〜みたいな感じで選んだ」と説明。槙野さんは「まさに仰る通りで、佐野海舟は外せないくらいだと思う。ケガから復帰した守田選手はどこまでコンディションを上げてくるのか。遠藤選手もプレータイムを確保しないといけないので、陽介の言う通り、この四人を上手く使い分けながら戦うのもいいのかなと思う」と熱を込めて語る。
一方、柿谷さんが挙げたのは三笘薫選手と中村敬斗選手の二名。オランダ戦を見据えたチョイスとして“フリンポン対策”が大事と結論づける。「フリンポン選手は速すぎます。でもこの二人も速いです。なのでサイドでの攻防になるんじゃないかな。中は堅いですし、中盤にいい選手もいるので。ただそこで中を締めすぎるとシステム上サイドが開くこともある。その時にこの二人がどれだけ一対一を抑えられるか。抑えた後に出ていけるかがポイントになると思う」と説明し、槙野さんと柏木さんも深く頷いていた。
そして上田綺世選手一人の名前を挙げた槙野さんは「上田選手はフェイルノールトでも大活躍してるし、オランダのことは熟知してるんじゃないですか?」と切り込み「オランダならではの守り方とかを知っている上で、どうやって点を取るのか。それも彼はわかってると思うので、オランダを撃破するには彼の力が重要だと思います」と力強く語っていた。
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