Entame Plex-エンタメプレックス-

NEWSの加藤シゲアキの処女小説、Hey! Say! JUMP中島を主演に映画化決定


NEWSの加藤シゲアキが2012年1月に刊行した処女小説「ピンクとグレー」が、行定勲監督により映画化することが決定した。

芸能界を舞台に2人の青年が体験した光と影を描く本作。監督には、「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」「北の零年」などを手掛けた行定勲。脚本は、若手作家:蓬莱竜太が担当。2人のアイディアにより、今回は原作を大胆にアレンジして再構築。小説では描かれなかったエピソードも描かれるという。

そして、芸能界での活躍を夢見て友人と上京するも現実の厳しさに直面し、友人の成功を目の当たりしながら葛藤する主人公:河田大貴役には、Hey! Say! JUMPの中島裕翔。中島は映画は映画初出演にて初主演となる。その他にも菅田将暉、夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥らが出演する。

本作にあたって主演の中島は「映画に初出演であると同時に初主演を務めさせていただくということで、全く実感が湧かずどこか他人事の様に驚いています。行定監督の作品は好きな作品ばかりで、ご一緒できるのはすごく嬉しいです。周りの出演者の方々もお芝居がとてつもなく上手な方ばかりなので、飲み込まれないようにしっかりと自分の力を発揮し、あくまでも楽しんで今まで見せてこなかった顔を出せていければと思います」とコメント。
また、その他にも「面白いぐっちゃぐちゃな脚本、面白い一度参加してみたかった行定組、面白い過去お世話になったスタッフさん方と、面白い脇汗だくだくの本読みを経て、今面白いモノを期待せざるを得ません。心拍数上がりっぱなしです。俳優部として真摯に 阿呆な様を貫いて演じ生きたいと思います」(菅田将暉)、「脚本を読んでから、早く撮影が始まってほしい、とずっとうずうずしていました。いつかご一緒したいと思っていた行定監督の演出を受けられるなんて、胸が高鳴っています。普段は人様にみせることのない、自分の隠しているものを、ひっぱりだして、どれだけさらけだせるか、年明け早々、最大の挑戦になりそうです」(夏帆)、「ハッとするような展開。脚本を読んでそう思いました。『ピンクとグレー』に参加できることを光栄に思います。 そして撮影を前にワクワクしています。完成を楽しみにしていてください!」(岸井ゆきの)、「生々しく説得力ある原作に完全に引き込まれました。今回、行定監督の元で『ピンクとグレー』という作品に参加出来る事はとても幸せです。自分が演じる役に対して誠意を持って挑みたいと思います」(柳楽優弥)とそれぞれコメント。

また、原作者加藤シゲアキも「5年前に小説を書いたときは、映画化されるなんて夢にも思っていませんでした。行定監督の作品は好きでよく見ていたので、自分の世界観が行定監督の手で表現されるのはとても光栄で、心から楽しみです。
自分を投影した小説を、後輩が演じてくれることはあまりない機会ですが、中島君ならできると信じています。 愛情を持って取り組んでもらって、作品の一部になってくれれば嬉しいです」とメッセージを寄せている。

なお、本作の公開は2016年を予定している。

©2015『ピンクとグレー』製作委員会

<関連サイト>
ピンクとグレー(角川書店) http://www.kadokawa.co.jp/pink-gray/