２月の一大イベントといえばバレンタインデー。そんな甘～い１日を彩るべくスウェーデン発のホームファニッシングカンパニーのイケアが、499円の“ワンコイン”で何とデザートビュッフェが楽しめるというイベント「スイーツビュッフェ」を、２月５日から２月15日までの期間限定で、全国のイケアストアにて開催している。（※３歳以下は無料！）

イケア初の試みとなるこのイベントは“大切な人とイケアで一緒に過ごして欲しい”をテーマに、恋人同士のデートはもちろんのこと、家族や友達と来てもスイートなひとときが楽しめるようにと企画されたもの。そこでEntame Plexでは、開催初日のIKEA船橋にさっそく取材へ。

開催期間中の15：00～18：00までの３時間限定でイケアレストラン＆カフェにて思う存分楽しむことができる「スイーツビュッフェ」。噂を聞きつけたのか、平日の15：00だというのにオープン直前には200人を超える長蛇の列が！ 小さな子供を連れたママさんや学校終わりの女子学生、さらにはスイーツ男子の姿もかなり多く見受けられ、スタッフも「想像以上のお客様にご来店いただきうれしい限りですね」と、あまりの大盛況ぶりに目を丸めていた。

やはり一番気になるのはスイーツの内容だと思うが、“ワンコイン”のビュッフェだからといってあなどるなかれ！ 色とりどりのケーキ、チョコレートファウンテン、パルフェ、フルーツポンチ、クッキー、キャラメルポップコーンなど、スウェーデンで親しまれているものを中心に約15種類以上ものデザートがズラリとラインナップ。

中でも特に注目なスイーツが２つ。

まず１つ目は、甘いパンにアーモンドペーストとホイップクリームをトッピングしたスウェーデンの伝統的なスイーツのセムラ（Semla）。かつてスウェーデンでは、イースター（復活祭）前の40日間断食を行っていたそうで、その断食の前に、Fastlagenと呼ばれるパーティーを開き、断食を無事に乗り切れるようにと、美味しいものをたくさん食べたのだとか。セムラもそのごちそうのひとつで、今では断食の風習はなくなったが、クリスマスが終わるとセムラを食べる習慣は残っているほど、スウェーデンでは国民的なスイーツのひとつ。日本ではまだまだ珍しいセムラは是非味わっておきたいひと品。

パッと見はシュークリームに似ているけど、そこまで甘くはなくほんのりとアーモンド風味のするホイップクリームとパンの相性は、長年スウェーデンで愛されていることに納得させられるとても素朴な味わいだった。

そして、２つ目はスウェーデンのパンケーキ。このパンケーキ、日本で言うところクレープに近く、スウェーデンでは、このパンケーキにイチゴジャムと生クリームをのせて食べるのが一般的なのだそう。家族によっては週末にパパが作ることもあるようで、子供たちに人気のある定番のおやつのひとつ。

生地の食感がモチモチッとしていて、甘さ控えめな生クリームに程よく酸味の効いたベリーのジャムとの相性がバッチリ。

今回のイベントは「スイーツビュッフェ」のほか、子供連れのファミリー向けのイベントとして、イケアを代表するハート型クッションをモチーフにしたフェイスペイントシールやバルーンを、先着で子供にプレゼントするという嬉しいキッズ企画も開催。さらに、イベント期間中の店内はバレンタイン仕様になり、赤やピンクなどバレンタインらしいカラーを基調としたお部屋づくりのアイデアが展示され、大切な人と過ごすムード満点な空間を演出する商品や、お菓子作りに便利な商品などが並ぶ。

キャンドルホルダーやテーブルランプ、フォトフレームなどバレンタインにおすすめのデコレーションアイテムは、ちょっとしたプレゼントにも最適。おいしいスイーツを心ゆくまで食べてお腹を満たしたあとは、“こんなお部屋だと可愛いよね”なんてお喋りしながらインテリアグッズを一緒に見てまわるだけでも素敵なデートになりそう♪

イベントは15日まで開催しているので、バレンタインを家で過ごす予定という人も、お部屋のインテリアをちょっぴりバレンタイン風にアレンジするのも楽しそう。土日祝の「スイーツビュッフェ」はかなりの混雑が予想されそうなので、早めに行くことがおすすめ。

恋人、家族、友達と――。今年のバレンタインデーはイケアで楽しんで、大切な人との距離を縮めてみてはいかが!?

＜関連サイト＞
イケア「スイーツビュッフェ」 www.IKEA.jp/sweets