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北川景子の“理想の夫婦像”とは……?


5月13日、映画「愛を積むひと」の完成披露試写会が行われ、キャストの佐藤浩市、樋口可南子、北川景子、吉田羊、柄本明、杉咲花、野村周平と監督の朝原雄三が舞台挨拶に登壇した。

映画は、佐藤演じる不器用な女房依存の男:篤史が樋口演じる妻:良子に先立たれ、周囲の人々との交流のなか妻を失った悲しみを癒していくストーリー。本作で約7年ぶりの映画出演となった樋口は佐藤との夫婦役について「(事前に)話し合わないでできたのが珍しい感じでした。お互い持ち寄ったものを音あわせのように共有したのは初めての経験で、不思議でしたね」と印象を語り、「この人の妻になれてよかった」と感慨深げに話していた。

一方、2人の娘を演じた北川は「(佐藤)浩市さんと初めてお会いしたのがほとんどクライマックスシーンだったので緊張してしまいました。そのときに浩市さんから『今日は大変なシーンだから、撮影の前に話でもしないか』と声をかけられて」と撮影時のエピソードを披露。これを受け佐藤は「カミさん(樋口)にはそういうことしてないのに……」と自嘲的に応えていた。
また、佐藤、樋口の印象について聞かれた野村が「樋口さんはすごくフランクでした」と語ると一瞬会場が気まずい雰囲気に。すかさず「浩市さんが話してくれないわけじゃないですよ。フランクな2人でとてもよかったと思いました」とフォローし、観客を笑わせていた。

その後、話題はキャストの“理想の夫婦像”へ。
北川は「私の母は、今の私の年齢の時にはもう私を産んでいるので、結婚していてもおかしくない年齢だと思います。映画で浩市さんが演じた篤史さんは自分の感情や思いを言葉にしないんですが、それを奥さんが慮ってお互い支えあう関係が美しく感じました。持ちつ持たれつ支えあって長く居られるのが理想ですね。言葉や形じゃない、無償の愛が素敵だと思いました」と熱っぽく話していた。

映画「愛を積むひと」は6月20日(土)より全国ロードショー。

©映画「愛を積むひと」製作委員会

<関連サイト>
「愛を積むひと」 http://ai-tsumu.jp/
来夏公開の映画「愛を積むひと」、佐藤浩市と樋口可南子からコメントが到着 https://www.entameplex.com/archives/16704