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小室哲哉「チャートに入れたら嬉しい」30日より定額制音楽配信アプリ「AWA」TVCM放映開始


本日30日より放映開始の定額制音楽配信アプリ「AWA(読み:アワ)」のCMの記者発表会が29日、都内にて行われ、小室哲哉、大沢伸一、田中知之、☆Taku Takahashi、IMALUがゲストとして出席した。

株式会社サイバーエージェント(代表取締役社長:藤田晋氏)とエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社(代表取締役社長CEO:松浦勝人氏)の100%子会社であるエイベックス・デジタル株式会社との共同出資により、新会社となる株式会社AWAを設立。「AWA」は、5月27日より正式に提供開始した新たなサブスクリプション型(定額制)音楽配信サービスで、アプリダウンロード数は、既に100万ダウンロードを突破している。(※2015年6月10日時点)

国内外23社のレーベルが参加しており、『好きな音楽との“出会い”と好きだった音楽との“再会”』をコンセプトに、洋楽・邦楽ともに多彩なジャンルで、最新曲から懐かしい曲まで、国内最大規模の数百万曲もの楽曲をいつでも楽しむことができ、今年の末には500万曲が聴き放題になる予定。

発表会では、新会社で代表取締役会長を務める松浦氏と代表取締役社長を務める藤田氏が登場すると、まず両者が固い握手を交わし、ゲストを交えて「AWA」のサービスについてなどトークセッションを行った。

小室は「音楽を買ってもらうのではなくて、まずたくさんの人に聴いてもらうという原点に戻れるピュアなサービス。もう何年も前から待っていました!」と音楽の作り手側の立場として、歓迎ムードのコメント。このサービスの大きな特徴のひとつであるプレイリストやリコメンド機能については「原点回帰できたり、新しい発見がある」と太鼓判を押し「音楽配信は戦国時代になっていくと思う。AWAのチャートにはトレンドな曲がたくさん入っているので、そこに自分も入れたら嬉しいですね。ユーザー目線に立って楽曲を作ってみたい」と意欲をみせていた。

大沢は「新しい時代が来たなと思う。ここ10数年のインターネットの発展とともに、便利になったけれども、ある種失ったものも大きい。その失ったものを補うだけの何かがAWAにはあると思う」と期待を寄せていた。

2万数千枚のレコードを所有するレコードコレクターでもあるという田中は、「単に便利だとか、いっぱい曲が聴けるということだけでなく、プレイリストが作れたり、昔聴いていた曲に再び出会えるとか“わびさび”のあるコンテンツが充実している」と高い評価を示した。

☆Takuは「音楽業界が不況だとよく聞きますけど、決して音楽そのものは不況じゃないと思う。こうしたコンテンツが日本からプッシュされているというのは、すごく意味のあること」と語る。

すると、松浦氏も「CDの売上げは今後も下がり続けると予想しているが、そんななか音楽を聴く人口が少なくなっているわけではない。このサブスクリプション型サービスの普及により、音楽から離れていた人達もまた音楽を聴くようになるのでは」と、自身の見解を述べた。

藤田氏は「インターネット業界での経験から言うと先行有利なので。競争は大歓迎」とサブスクリプション型音楽配信サービスの今後の発展を確信している様子だった。

サプライズゲストとして登場したIMALUは「ここ3~4年はEDMにハマっていて、フェスとかたくさん行ってます。(アーティストとして)わたしなんか全然ペーぺーなんですけど、音楽活動もこっそりとずっと続けていまして……。今年はもうちょっと頑張りたいと思ってます」と照れながら、自身も使っているという「AWA」について「いろんな曲やアーティストやジャンルに出会えるきっかけになる」とその魅力を語っていた。

<関連サイト>
「AWA」 http://awa.fm/
TM NETWORK、3人揃ってセルフィも。21年振り「オールナイトニッポン」に出演 https://www.entameplex.com/archives/20113
【動画】IMALU「音楽活動をしてるってことを、もっともっといろんな方に知ってもらいたい」 https://www.entameplex.com/archives/18435