Entame Plex-エンタメプレックス-

まるで宝石箱!? 乙女心をくすぐる新スイーツ:マシュマロフォンダントの魅力とは

“食べておいしい、見てカワイイ”、世の女性の心をくすぐる色とりどりのスイーツ。最近では2つの異なるスイーツを融合させたハイブリッドスイーツが話題になり、スイーツビュッフェには毎日長蛇の列。

そんなスイーツのなかで、ここ最近“おいしくてカワイイ”と話題となっているのが、マシュマロフォンダント。初めて耳にする方もいるかもしれませんが、これはマシュマロと粉砂糖を溶かして作る新感覚のデコスイーツで、食べておいしいのはもちろんのこと、手軽に作ることができ、習い事としても注目を集めています。

そのマシュマロフォンダントを世に広めたのは、小顔メゾットなどでも知られる関有美子さん。彼女は今年、マシュマロフォンダントのレッスンをスタートさせると、SNSなどで瞬く間に話題となり、レッスンは連日満員(土日は瞬時に予約いっぱいに!)。そこで今回はマシュマロフォンダントの魅力を探るべく、関先生が開講しているレッスンを見学させてもらうことに。

平日の午後、レッスン開始前にサロンに到着すると、そこには20代~50代まで幅広い年代の生徒たちの姿が。まずは関先生が基本中の基本、デコのベースとなる生地作りをレクチャー。ここで使用する材料は、マシュマロと粉砂糖に水と至ってシンプル。作った生地は寝かせる必要があるため、ここからは予め関先生が準備しておいた生地を使い制作していきます。
ちなみに、このフォンダントの生地はラップでくるみ、ジップロックなどで乾燥しないよう密閉しておけば、2ヶ月ほどはデコレーションに使えて、食べることもできるそう。

まずは、生地を色付けしたり、型でくり抜いたり、模様を型押ししたりと、デコレーションに必要なパーツの下準備をしていきます。そして、土台となるカップケーキに生地をかぶせ、いよいよデコレーションへ。

リボンやお花を模ったパーツをデコる作業は、みんな真剣な表情を浮かべながらも、とても楽しそうでした。約2時間の講習で、マシュマロフォンダントの完成です。

生徒は、一人一人作りたい形を選ぶので、みんな作るペースも人それぞれ。とはいえ、関先生は一人ずつ声を掛けながら適切なアドバイスを送り、親身に教えている姿が印象的でした。

今回はじめて講習に参加したという20代の女性は、「思っていたより難しかったです(笑)。レッスン自体はイメージしていた通りお料理教室と同じような手順だったので分かりやすくて楽しかったです。上のクラスの方が素敵な作品を作っているので、自分も作ってみたい! 贈り物用に作れたらいいですよね」と、すっかりマシュマロフォンダントにハマってしまったようで、作り終えたスイーツを、可愛いお皿にのせて写メを撮ったり、お互いの作品を見せ合ったりととても楽しそう。最後には関先生と2ショットで記念撮影し、とても満足そうな笑顔を見せていました。

「やっぱり作ったものをいっぱい写真に撮ってSNSなどにあげたりすると、すごい反響があるんですよね。みんな“どうやって作ったの?”“すごい器用だね!”って言ってもらえるので、生徒さん達も『今まで自分で作ったお菓子の中で、一番反響がありました!』って喜んでくれて。すごくやりがいがありますね」と目を細める関先生。

そもそも、関先生がマシュマロフォンダントに出会ったきっかけは、知り合いのアメリカ人留学生の友達とのパーティーで出されたものを見て閃いたらしく、それを日本向けの材料で手軽に作れるように独自のレシピを考案&リメイクして今の形に行き着いたそう。関先生は「最初は家で自分のために作って、写真に撮ったりして楽しんでいました。もったいないから、そのあとは家族みんなで食べたり」と当時を振り返り、その魅力に関しては「マシュマロや粉砂糖と自宅にあるもので簡単に作れる海外っぽいお菓子、それは今まであまりなかったし、華やかな色でデコレーションできるのもすごく珍しかったんだと思います。(現在の生徒さんは)年齢問わず下は小学生から50代、60代の方も楽しんでいます。火を使わないので危なくないし、油を使っていないので食べても胃もたれとかしないし。みんな楽しめるのが魅力なのかなと思います」と話してくれました。

また、彼女はレッスンをスタートさせてからほどなくして、一般社団法人JMFA(日本マシュマロフォンダント協会)を設立。ここでは4回のレッスンを受講することでマシュマロフォンダントデザイナーの資格が認定されるほか、上級コースで認定講師となれば自分のサロンを持つことも可能に。こうした部分も受講者のモチベーションに繋がっているのだとか。実際、この日見学した生徒の中にも地方から泊りがけで受講しに来ていた方もいて「インターネットの力って大きくて、香港から来てくださった生徒さんもいました。日本に来て資格を取って、今は香港で教室をひらいています。海外の方でも興味を持ってくださる人もすごく多くて、いろんなところで受け入れられるんじゃないかなと感じています。見て可愛いのは、世界共通なんですね(笑)」と満面の笑み。しかも、「卒業生の中には、子供向けのレッスンや学校の福祉活動の一環として小学生30人に教えている生徒さんもいたり。みなさんいろんなところで活躍していますよ」と話す表情はとても嬉しそう。そして今後の展望のついても「わたしだけが教えるばかりじゃなく、他の人が教えるとなったときにやっぱり規律化したほうが教えやすいということで、今は色々とシステムを整えているところです。生徒さんが他の人に教えられるようになれば、さらに広がると思います」と、答えてくれました。

なお、11月30日には著書「世界一かんたんで愛らしいお菓子 マシュマロフォンダント」の発売が決定! レッスンのスタートから1年も経たずして本まで出版する反響ぶりに関先生は、「マシュマロフォンダントを作りはじめたころはすごく楽しくて……、それを少しでも多くの人に知ってもらいたいなと思って自宅でレッスンをはじめて、そこからいろんな出会いがあってたくさんの人に教えられるようになって、それがもう書籍になるなんて夢のようです。自分がいいなと思ったものが、ほかの人にも共感してもらえているということに、すごくやりがいを感じています。マシュマロフォンダントが、もっともっと広がっていけばいいなと思っています。見た感じ器用な人じゃないとできないみたいなイメージがあるかもしれませんが、やってみると本当に誰でも自由にできるクラフトスイーツなので、これからももっと多くの人に、その魅力に気付いてもらえたら嬉しいです」と熱心に語ってくれました。

日本人向けの柔らかな甘みで食べておいしく、見ていてもとても幸せな気持ちにしてくれるマシュマロフォンダント。
興味がある方は是非一度、関有美子先生のマシュマロフォンダントレッスンを体験してみては!?

<関連サイト>
関有美子オフィシャルブログ http://ameblo.jp/seki-yumiko/
「JMFA:一般社団法人 日本マシュマロフォンダント協会」 http://japan-marshmallow.jp/