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Tourbillon(トゥールビヨン)、結成10周年記念ライブでRYUICHI&INORANが笑顔でパフォーマンス


ボーカル:RYUICHI(河村隆一)、ギター:INORAN、キーボード:H.Hayamaの3人からなる音楽プロジェクト:Tourbillon(トゥールビヨン)が27日、結成10周年を記念して「10th Anniversary Live 2015」を東京国際フォーラムにて開催した。

ベストアルバム『The Decade-10th Anniversary Best』に収められた新曲『悪夢のスパイラル』のイントロが流れ、真っ赤なライトに染まったステージにTourbillonが現れる。RYUICHIのエモーショナルなボーカルが響き渡り、INORANのギター、H.Hayamaのシンセが唸りを上げる。ここから『HEAVEN』へと続き、その重厚な“Tourbillonサウンド”に会場のボルテージは上がっていく。

RYUICHIは「およそ10年の時を経て復活しました。(復活が)実現したのはうれしい。ね、INORAN、随分前から(復活を)待ってたよね」と声を弾ませ、強力なサポートメンバー、スタッフ、ファンのみんなに感謝の意を述べ、「今日は思いきり楽しんでほしいな。とにかく燃えて!!」と客席に呼びかけ、『アゲハ』を披露。さらにアップチューンの『Saturation』では、INORANが力強いギターサウンドを響かせた。

さらにMCでは「楽しいね!! リハの初日は大丈夫かなと思ったけど……」(RYUICHI)、「ライブは8年ぶりだからね。また(ステージに)帰って来られて感謝!!」(INORAN)と話し、お互いに「イノランくん」「リューイチくん」と呼んで笑い合うRYUICHIとINORAN。そんな2人の様子をH.Hayamaが眺めていると、RYUICHIが「葉山くん、前に出て(お客さんに)ピースしてあげて」と“葉山いじり”を始め、客席は笑いに包まれた。

その後も『Nameless Greenness』、『杞憂』、『selfish』とおなじみの楽曲が続き、「メチャメチャ気持ちいいっす!!」とRYUICHI。「次の曲は、ゆる~く聴いてくれればいいかな。気づいたら(この曲に)染まってください」と壮大なバラード曲『もう一度君に』を歌い上げる。

RYUICHIは「これからの10年を考えたけど、Tourbillonにしかできない音楽をさらに深めていきたい」と抱負を語り、「とゆーことで、葉山くん、年末までに10曲書いてね」と笑いを誘った。「じゃあ、盛り上がっちゃう? みんな」と疾走感あふれる新曲『Colorless Images』を披露。さらに『Hyper na blue』、『fight』と続き、RYUICHIとINORANはステージを駆け回る。新曲の『kagari-bi』を歌い終えると、RYUICHIは「どうもありがとう」と一言述べてステージから退場した。

鳴り止まぬアンコールのなか、再びメンバーが登場し『バラは散る為に』を歌った後、メンバー紹介。RYUICHIは「今日も探りながらやってきたけど、みんなの思いがステージに注がれているのがわかりました。ありがとう。みんなのこと、大好きです」とファンに礼を述べて、最後に『your place』を披露してステージを後にした。

なお、Tourbillonは10th Anniversary Tour 2015」と題して、12月4日愛知・Zepp Nagoya、12月19日大阪・Zepp Namba、12月27日東京・Zepp Tokyoでのライブを控えている。

<関連サイト>
Tourbillon(トゥールビヨン) http://tourbillon.jp/