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ノマド、オフィス中心、営業向けなど…働くスタイルに合わせたPCがDELLより新登場!

2016.01.21

いまや働き方は大きく変わった。半分以上の時間はデスクで過ごす「オフィス中心型」や、ノマドなどの「在宅型」、得意先を訪問して大半を社外で過ごす「外勤型」など、様々な労働スタイルが確立している。

1月20日、デル株式会社はこうした状況に対応すべく、都内のイベント会場にて、企業向けの新たなタブレットとノートパソコンを発表した。

ノートパソコンは「Latitude」シリーズの3種類。エントリークラスの「3000シリーズ」は、管理性と生産性を備えたビジネス用のラップトップで、第5世代または第6世代インテル®Core™プロセッサを予算に合わせて選択可能だ。

スタンダードクラスの「5000シリーズ」は、生産性の追求だけでなく耐久性にフォーカスを当てたモデルだ。ボーイング機などに使われる素材「カーボンファイバー強化ポリマー」や2重に加工したバンパーなどをボディに採用している。CPUは、最新のインテル第6世代で、E-ドックやDellワイヤレスドックにも対応する拡張性も兼ね備えている。

プレミアムビジネスクラス「7000シリーズ」は、“薄い・軽い”を徹底的に追及した最上級モデルで、ボディには「カーボンファーバー」を使用。この素材はかつてスペースシャトルにも使われていたもので強度の高さは折り紙つきだ。CPUは、「5000」と同様にインテル第6世代で、高いセキュリティを持ちながらも驚くべき軽さなのが大きな特徴と言えるだろう。

新タブレットの紹介では、デルがこれまでも販売していた「Venue 8 Pro」の後継機である「Venue 8 Pro 5000シリーズ」に加え、カスタマイズしたビジネスアプリケーションの使用に適した、10.1インチを持つ「Venue 10 Pro 5000シリーズ」、タブレットとしてもパソコンとしても使える「Latitude 11 5000シリーズ 2-in-1」「Latitude 12 7000シリーズ 2-in-1」を披露した。

「8 Pro 5000」「10 Pro 5000」の両機種は、最新のインテル®Atom™プロセッサで、デル初となるUSBの次世代規格「USB Type C」を搭載、直線と3mmの小さな文字を高精度で正確に表現するアクティブ・スタイラスペン(オプション)にも対応している。さらに「10 Pro 5000」は、タブレットキーボードを接続することで、パソコンにも変わる。

「Latitude 11 5000シリーズ 2-in-1」は、インテル®Core™Mプロセッサを搭載し、高い性能を持ちながら世界最高クラスのセキュリティと管理性を備えたモデルだ。「Latitude 12 7000シリーズ 2-in-1」は、これをさらに軽量化した作りとなっている。

発表会中盤には、デルのデータプロテクションマーケティング・國持重隆氏より、近日発売を予定している画期的なアンチウイルス・ソフトウェアの発表もあった。このウイルス対策ソフトは、なんとAI機能を持っている。AIを持つ監視システムが「いいプログラム、悪いプログラム」を自動的に判別するのだ。これは外部との通信が必要としないため、非常に高いセキュリティを誇り、どんどん勉強をして賢くなっていくとのことだ。

アクディブな仕事には軽量なタブレット、社内の複数拠点で仕事をする場合には高性能でほどよい軽さのモデルを。今回、発表のあった新商品をみると、働き方に合わせてかなり細かく“刻んでいる”印象だ。

現在、世界的にパソコン市場が落ち込みを見せている。各社が試行錯誤するなか、デルは多様な労働スタイルに注目した製品を開発することで活路を見出そうとしているようだ。今後も、様々なニーズに合わせた新商品を提案していくという。

「Latitude 3000/5000/7000シリーズ」「Venue 8 Pro 5000/10 Pro 5000 シリーズ」は1月20日より、「Latitude 11 5000シリーズ 2-in-1/12 7000シリーズ 2-in-1」は近日発売予定だ。

<関連サイト>
デル株式会社 http://www.dell.co.jp