ダイドー働く大人力向上委員会は働く大人の大人力向上を目的に、20～50代男女を対象とした勤務時間帯とその前後の「ご褒美に関する意識調査」を実施した。

その結果、勤務時間中や仕事への行き帰りの間に、自分自身へのご褒美として何らかの商品を買うことがあると答えた人の割合が、女性56％、男性46％。「自分へのご褒美」が今や男性の間でも一般的になっており、「ご褒美男子」が増えていることがわかった。

調査結果の主な内容は、男性の２人に１人は自分へのご褒美経験者で、20・30代の過半数、40・50代でも約４割が実践しており、世代にかかわらず「自分ご褒美」は浸透している。
ご褒美の中身を見てみると、男性の自分へのご褒美人気商品ベスト３として、１位「スイーツ」、２位「お酒」、３位「缶コーヒー」となった。

また、「ご褒美男子」と「非ご褒美男子」を比較すると、過去３年で合計100万円以上の年収増加者が2.5倍、告白された率は３倍の差をつけて「ご褒美男子」が上回っており、朝日大学マーケティング研究所所長・中畑千弘教授はこの結果について「勤務時間中や仕事の行き帰りの間に「プチご褒美」を買うビジネスマンの行動には、「できるビジネスマン」に繋がるいくつかの要素があります。ビジネスマンにとって欠かせないスキルである目標管理、時間管理、集中力管理に「自分へのご褒美」をうまく活用しているのが、「ご褒美男子」なのかもしれません。」と分析している。