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「とと姉ちゃん」相楽樹のスリリングすぎる中学時代の恐怖体験に、金子ノブアキ「こえーよ!」


6月25日公開となる映画『スリリングな日常』の完成披露試写会が21日、都内にて行われ、キャストの金子ノブアキ、落合モトキ、相楽樹、加藤葵、藤田富、そして、豊島圭介監督、熊坂出監督が登壇した。

本作は、新進気鋭監督と俳優陣が集結し、都会の日常に潜むスリリングな出来事を描いた『Qちゃん』『不審者』『忘れられる人』『あさのはなし』の4つの物語を、1本の映画として紡いだアンソロジーミステリー。

イベントは、作品タイトルにちなみ、スリリングだった出来事へとトークが展開。金子は「あり過ぎて言えないから、パス(笑)」と言いつつ「去年の夏、音楽を聴きながら歩いていたら、絶命する直前のセミが肩の上に落ちてきて、最後にひと鳴きして死んでいった……」と物悲しいエピソードを披露。

落合は「昔、ラーメン屋でバイトしていた頃の話で、僕が1人で厨房を任されていたときに、調子に乗って麺の湯切りをしていたら、勢いあまって麺が天井に飛び出て……(その一部始終を)お客さんに見られちゃいました」と、ほろ苦いバイト体験談を打ち明けた。

加藤は「ロケ仕事でバンジージャンプをしたとき、背面飛びにも挑戦することになって……ケガをしないかドキドキしてとてもスリリングでした」と、芸人顔負けの仕事を振り返った。

藤田は「朝5時ごろ、まだ薄暗い中『仮面ライダーアマゾンズ』の撮影に向かっていたら、うしろにおかっぱでメガネをかけている人がいて、怖いなと思っていたら南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太)だった(笑)。さすが持ってるオーラが違うなって」と話し、笑いを誘った。

そして、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で、次女:鞠子役を演じ話題となっている相楽は、中学生時代に部活帰りの帰宅途中、見ず知らずの不審者に尾行されたという恐怖体験話を披露。「誰かにつけられてるな……と感じて、信号が赤になる間際にダッシュしたんですけど、相手が自転車だったので追いつかれて、背中を思い切りグーで叩かれて、そのまま逃げられた」と、リアルすぎる話に会場がざわつく中、さらに、「怖くて涙が止まらなくて……駐輪場で泣いていたら、(不審者が)こっちに戻ってくるのが見えて、どのタイミングで逃げるかがものすごくスリリングでした」と、あっけらかんと話を続ける相楽。そんな相楽に対し、金子が「話がダイナミックすぎて、こえーよ! それ、事件だから」と、慌ててツッコミを入れる一幕も。

最後に、豊島監督と熊坂監督から、サプライズでキャスト陣に花束が手渡され、イベントを締め括った。

映画『スリリングな日常』は、6月25日(土)より、東京ユーロスペースほか全国順次ロードショー!

©イトーカンパニー

<関連サイト>
映画『スリリングな日常』 http://www.magichour.co.jp/thrilling/