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ZARDは“永遠のスタンダード”坂井泉水9回目の命日に行われた25周年記念ライブが17日にWOWOWで独占放送!


坂井泉水9回目の命日である5月27日に、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われたZARDデビュー25周年記念ライブ“What a beautiful memory ~25th Anniversary~”の最終公演の模様が、7月17日(日)よる9時よりWOWOWで独占放送される。

このZARDデビュー25周年記念ライブは、東京、大阪で全3公演が開催され、計6,500人を動員。坂井の歌声と映像がバンドの生演奏とシンクロするこのライブは、彼女の追悼ライブとして2007年から2009年にかけて開催された。そして、デビュー20周年の2011年に行われて以来、実に5年振りの開催となった。会場には献花台も設けられ、花束とともにそれぞれの想いを抱えたファンの長い列が続いていた。

開演時間が過ぎ、ストリングスによる「負けないで」のフレーズが奏でられる。ステージ中央に置かれたマイクをライトが照らす中、この夜の主役である坂井の声が会場内に響きわたる。

「ZARDのライブにようこそ。今日は楽しんでいってください」

その言葉に続いて、バンドが演奏を始める。歓声と手拍子が重なっていく。1曲目は「揺れる想い」。優しく温かい空気が満場の観衆を包み込む。曲に合わせて、オーディエンスもスクリーン上の坂井にエールを贈る。「息もできない」「もう少し あと少し…」「永遠」「愛は暗闇の中で」など、ZARDの軌跡をなぞるかのように懐かしい名曲が続く。ステージが進み、少しずつ膨らんでいった観客のテンションが炸裂したのが「心を開いて」だ。アリーナから3階席まで、全員が一斉に立ち上がる。コンサートは終盤に差し掛かり、「君がいない」「マイ フレンド」「Don’t you see!」とヒット曲が続けざまに披露される。タイムマシンに乗って、作品が発表された当時に戻ったかのような錯覚と陶酔、そして熱狂。ZARDの“時間の旅”に誘われるがまま、あっという間にライブ本編が終了した。

天まで届くようなアンコールの中、「こんなにそばに居るのに」のインストゥルメンタルが演奏され、バンドメンバーが次々にスクリーンに映し出される。坂井の歌声を支える素晴らしいメンバーの演奏あっての今回のライブだと、誰もが改めて感じたであろう熱演だった。そしてバンドの演奏に乗せて、坂井の力強い歌声が聴き手の胸に突き刺さっていく。

アンコールのラストは、ZARDの代表曲であり国民的応援ソングでもある「負けないで」。今まで一体何人の人々がこの歌に癒され、励まされ、そして前に進む力を与えられてきただろう。ステージ上のバンド、立ち上がって声援を送り続ける満場の聴衆、そしてスクリーン上の坂井が一体となる様を見て、ZARDの音楽と共に時を重ねてきた25年分の感慨深い想いを抱いた。この日会場にいた全ての者が同じ気持ちでいたに違いない。

終演後の鳴り止まない拍手が、ZARDが“永遠のスタンダード”であることの何よりもの証だった。音楽を通じて“大切な想い”を共有し合うような、素敵なぬくもりに似た余韻が場内を満たしていた。ZARDの音楽がこれからも聴き継がれていくことを確信した夜だった。

ZARD『What a beautiful memory ~25th Anniversary~』は、7月17日(日)夜9時よりWOWOWライブにて独占放送。

<放送予定楽曲>
揺れる想い
息もできない
永遠
愛は暗闇の中で
My Baby Grand ~ぬくもりが欲しくて~
マイ フレンド
Don’t you see!
負けないで

※変更になる場合があります。

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