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八代亜紀、どうなる真夏のロックフェス!? 開催直前インタビュー


“あの八代亜紀が「フジロック」に出演!”
というニュースが発表されるやいなや、たちまち様々なところで大きな話題に。
そこで今回、Entame Plexでは「FUJI ROCK FESTIVAL」の開催を前に本人に直撃!

今年は「FUJI ROCK FESTIVAL」の他にも「RISING SUN ROCK FESTIVAL」や「中津川 THE SOLAR BUDOKAN」など様々なフェスに参加し、近年ではジャズアルバム「夜のアルバム」やブルースアルバム「哀歌 -aiuta-」を発表するなど、演歌の枠に捕われない自由な活動で話題を振りまく彼女の目指すところとは。

実際にお会いしてみると実にキュートで天真爛漫。そしてユーモアもたっぷり。すごく楽しい取材でした。その雰囲気はきっとこのインタビューでも伝わるハズ!

――今年は様々な野外フェスに出演されるんですよね。

「どれもすごく楽しみです!」

――フェスへの出演に関しては特に抵抗はなかったんですか?

「全然ないですね。甥っ子や姪っ子に『フジロック出るんでしょ! スゲー!』って言われましたし(笑)。すごく嬉しいですよ」

――野外でのライブはこれまでも経験されているんですよね?

「それこそ真夏、8月29日には日比谷野音でバースデイライブをやっていましたから。その他にも何度も出演していますけど、『フジロック』はまた全然違うようですね。ホント、まわりの反響が大きくて」

――日本最高峰のフェスですからね。

「私はフェス自体大好きなんですよ。野外は本当に楽しいし、外でのライブは演出にない演出がありますしね。自然の風や木々の揺れ、そういったことがいつもとは違った気分にさせてくれるんです。屋内、会場内でのライブだと自分の頭の中の演出がそのまま出ますけど、自然の前ではそうはいかない。それがまた楽しいんです」

――もしかしたら雨が降ることもありますしね。

「それも演出のひとつですよね。もしも雨が降ったら、空に向かって“今はダメよ、今は降らないで”って言いますから(笑)」

――それで雨が止んだらスゴいですね。

「まさに先日そうだったんですよ。北海道の野外ライブで。大雨でスタッフの方も中止にしようか迷っていたんですけど、直前に少し小降りになって、お客さんもみんな傘やレインコートを着てでも亜紀ちゃんの歌を聴きたいと言ってくださって。でも、私がステージに立った瞬間に雨が止んだの!」

――それはスゴい!

「ステージに出る前に空に向かって“今はダメよ”って言ったんです。そしたら、空が真っ暗だったのに雨が止んで。あと、『雨の慕情』になったときには、この歌は“雨雨ふれふれ もっとふれ”って歌詞だし、みんなに歌うのやめる? って聞いたら、ドッカーンって盛り上がってみんな“やめないで!”“歌って!”って(笑)。だから、もう一度空に向かって“降っちゃダメよ”って言ったら、なんと太陽が出てきて……」

――八代さんの声は天に届くんですね。

「そうみたい(笑)。『雨の慕情』を歌っているときは嘘みたいに眩しくて、スタッフもみんな鳥肌ものだって言ってましたね(笑)。しかも、その後もたくさん歌ったんですけど、雨は全然降らなくて、ライブが終わって2時間後にまたどしゃぶり。私って本当に晴女なんですよ(笑)」

――「FUJI ROCK FESTIVAL」は、これまで何度も開催中に雨が降っているんですが、今年は大丈夫そうですね。

「大丈夫! “ダメよ”って言っておきますから(笑)。私、今まで結構野外でやっていますけど、一度も雨が降ったことはないんです」

――今年の野外フェスではどんなパフォーマンスをするかもう考えてます?

「毎回特に考えているわけじゃないの。あくまで自然体。フェスごとにお客さんも違うし、自然にやっていますね」

――どんな曲を歌うのかもこれから?

「まだ何を歌うかは決めてないです。でも、やっぱりフェスならリズムがある歌がいいですよね。あとはガンガンいくような曲。みんなで盛り上がりたいですからね。『赤い街』のようなジャズもいいし、『MU-JO』みたいなメタルっぽいのもいいし……とにかくお客さんのイメージとは違うものが歌いたいですね。『舟唄』をロック風に歌ったり」

――八代さんはとにかく新しいことにチャレンジするのがお好きなんですね。

「大好きです。音楽が大好きだし、どんなジャンルでもすごくチャレンジしてみたい」

――今までジャズやブルースの作品も発表していますよね。

「そういったことはどんどんやりたいんですよ。今やるなら、ボサノバとかいいですよね。『雨の慕情』のボサノバ・バージョンとかできたらかっこいいな~。若い人にぜひ聴かせたい」

――そういった他ジャンルへのアプローチって昔から興味があったんですか?

「ありましたね。リサイタルなんかでは昔から歌っていましたし。2時間のショーの中にロックやジャズ、ブルースのコーナーを組み込んで。だから、自分では普通のことなの」

――その意欲は新しいことに興味があるのか、それとも聴いている人を驚かせたい、どっちなんでしょう?

「どちらかと言えば、聴いている人を驚かせたいかな。だってその方が楽しいですし(笑)」

――フェスとなると普段のライブとは違ったお客さんになると思いますし、驚かしがいもありそうですね。

「ですよね。これまでもフェスで私がステージにあがると“キャー!”とか“生八代だ!”とか言われて、それがまたすごく嬉しくて(笑)。みんな音楽が大好きでスゴくかわいいし、演歌を歌ってもとても盛り上がるし。今までもフェスで『舟唄』のイントロが流れるとあちこちから“ヤベー!”とか聞こえましたね(笑)。そうすると私も自然とテンションがあがるし、いつも一緒になって楽しんでます」

――フェス以外にも最近は声優に挑戦されたとか。

「『ファインディング・ドリー』ですね。今回はディズニーから日本中誰が聞いてもわかる声のシンガーが私だってことでオファーされたんですけど、すごく光栄なことですね。でも、本人役、実名で出るという話で、最初は“私は魚なの!?”って正直驚きました(笑)。映画はすごく面白いので、ぜひみなさんにも見てほしいですね」

――本当にいろいろなことにチャレンジされていますが、八代さんは何を目指しているんでしょう?

「何も目指してないの。求められたことをやっているって感じ。それが好きなんですよ」

――求められれば何でもやる?

「私にできることならね」

――例えば、真夏の炎天下のビーチでライブしてほしいとかは?

「水着じゃなければOK(笑)。私、8月生まれだから暑いのは大丈夫なの。ただ、前にものすごく寒い場所でライブをして、それは大変だったな。震えて口が開かなくて(笑)。寒いよりは暑い方がいいかも」

――では……ヒップホップ、ラップをしてくれと言われたら?

「それは難しいかな(笑)。ラップはダメかも……私、早口ができないんですよ(笑)。ゆっくりならもしかしたら……でもやっぱり無理ね(笑)」

――ゆっくりでも大丈夫ですよ。八代さんのラップはちょっと興味がありますが、今後何か挑戦してみたいことってありますか?

「音楽だったら何でもいいんですけど……この前レコーディングした曲がこれまでと全然違った感じになっているので、それは楽しみにしていてほしいですね。これからも自由にやっていくのでぜひ期待していてください」

――もしもですけど、八代さんが今の時代に生まれていたら演歌歌手をやっていました?

「どうだろう……。でも、私はもともとジャズを歌っていて、その前はグループサウンズだったんです。それで、売れたのが流行歌。その後、昭和51年ぐらいかな、そのあたりから演歌歌手って名前が付いて。だから、本来は流行歌歌手として売れたので、今シンガーとして出ることになったら、やっぱり今の流行歌的なものをやっているんじゃないかな」

――最後に、今活躍しているアーティストの中で一緒にやってみたい、コラボしてみたい方はいますか?

「コラボとなるとあまり思いつかないというか、想像ができないんですけど……私は誰とでもやってみたいですね。いつでもウェルカムです。ただラップはダメかも(笑)」

Photo by 竹内洋平

<関連サイト>
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