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話題のドラマに大抜擢! 女優としての道を歩き始めた田中道子にインタビュー


“モデルと女優は違うよってよく言われていたんですが、最近ようやくその違いがわかってきました……”
そう話してくれたのは、2013年にはミス・ワールド日本代表に選出され、その後もモデルとして活動していた田中道子。彼女は今年3月に女優宣言し、いよいよ今月ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』で女優デビュー!
モデルから女優へと転身し成功した方々はたくさんいますが、彼女は果たして……女優への道を歩き始めた彼女に今の気持ちをたっぷりと語ってもらいました!

――今年3月に女優宣言をされましたが、女優は昔から夢だったんですか?

「憧れはありました。小さいころから映画に出てみたいと思っていて。ドラマも好きなんですが、特に映画が大好きだったんです。でも、以前は漠然とした憧れがあっただけで、女優になろうとは思っていなかったんです。明確に女優を目指し始めたのは2年ぐらい前ですね。今年で演技のレッスンを受けて4年になるんですが、始めて2年ぐらいたって“演技って面白い”って思えるようになって。そこから女優になりたいという意識が芽生えました」

――演技のレッスンを受け始めた当初はどんな感じだったんですか?

「もう“演技って何!?”って感じでしたね(笑)。本当に難しくて。常に手探りで、正解もわからないし、最初は正直先生の言っていることもよくわかりませんでした(笑)。先輩をはじめ、まわりの方の演技も上手だし、レッスンを受けるのが毎回プレッシャーでした。こんなにできないことがあるんだ……って凹むぐらい、最初は演技することがちょっと怖かったことを覚えています」

――でも、今回待望の女優デビュー。それも人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』です。今作にはどんな印象を持ってました?

「第1シーズンが放送されていたのは芸能界に入る前で、家族と一緒に見ていて、単純に視聴者として“面白いドラマだな”って思っていました。そんなドラマにまさか私が出演できるなんて考えたこともなかったので、本当に驚きです。女優として活動することに、ドラマを見るときはついつい演者さんの演技に注目してしまう見方に変わってしまいましたけど、『ドクターX~外科医・大門未知子~』の第1シーズンは本当にただただ面白いなと思って見ていました」

――やはり女優になるとドラマの見方も変わるんですね。

「変わりますね。とにかく役者さんの演技ばかり見ちゃいます。もちろんストーリーも追いかけてはいるんですけど、以前のようにドラマに入り込んで一喜一憂するというよりは、私だったらこうするかな~とか自分なりに思い耽ったりしてます」

――そういったことも楽しいですか?

「楽しいというか、面白いですね。今は電車に乗っているときもまわりの様子をしっかりと見て観察するようにしています」

――日常生活全てが演技に関わってくるわけですね。

「そうですね。お店の店員さんの態度や働くサラリーマンの方々の歩き方、いろいろと観察していますね。まさか私がこうなるとは思ってもいませんでしたけど(笑)。以前はあまりまわりを見ていなかったんです。でも、改めてまわりを見てみるとすごく勉強になることや発見ばかりで。これってもう職業病ですよね(笑)」

――でもそう聞くとちょっと怖いですね。いつ誰に見られているかわからないわけで。

「そうなんですよね、私も怖くなりました(笑)。だから、今は気付くとちょっと姿勢を正したりしています(笑)」

――田中さんが実感したモデルと女優の違いとは?

「ミス・ワールド日本代表として活動させていただいていたときはこうあるべきという確たる目標があって、その理想に近づくように努力していたんです。歩き方にしても個性を出すというよりは完璧に近づけるというような感じで。でも、女優は個性と個性のぶつかりあいのようなところがあって、理想や完璧じゃなくてもいいんですよね。それが私の中で一番の違いだと思います」

――モデルは見られるのが仕事、女優も同じですが、ときに他の人を立たせたりもしますよね。

「そういうこともあると思います。私はまだまだなのでわからないですけど」

――やっぱり撮影現場に入るのは緊張します?

「緊張しますね。演技の先生にも教えていただいたんですが、女優はお仕事をいただいたとき、役柄をいただいた時点でその人の器が試されると言われて。それがもうすごくプレッシャーでした。台本を受け取ってから勉強するのですが、日々の備え、感覚を研ぎすませていることが重要なんです。日々勉強なんだなって気付きました」

――女優は女優でやはり大変なんですね。

「モデルのときもポージングをはじめ、とにかく自分を開発して、見た目もキレイに維持する大変さがありましたけど、今はちょっと違いますね。いろいろなことを経験して演技の幅を広げることが重要なので。よく言われますが“芸のこやし”は本当に大事なんだなと思います」

――今回初めての現場となるわけですが、共演者の方々はいかがでした? 米倉涼子さんや西田敏行さんら豪華な面々が揃っていますが。

「みなさん本当に優しい方ばかりでした。新人の私にもすごく親切にしてくださって。あと、みなさんユーモアに溢れているんですよね。それがスゴいなって思います」

――近くで諸先輩の演技を見ていかがでした?

「生で見るだけじゃなく、一緒に演技をさせていただけることが何より嬉しかったです。今回、私は西田さんとのシーンが多いのですが、吸収することは山のようにありますね」

――西田さんはアドリブも多そうですし。

「そうなんですよ、アドリブも多いです。でも、それがまた楽しみでもあります。初めてお会いした際にも“楽しんでやりましょうね”と声をかけていただいて。その言葉に甘えてぶつかっていこうと思ってます」

後半では彼女が演じる白水里果、そして今作『ドクターX~外科医・大門未知子~』見所などたっぷりと聞いているので、そちらもお楽しみに!

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