Entame Plex-エンタメプレックス-

完全新作「デスノート」の鍵を握る東出昌大と池松壮亮に直撃! もしもデスノートが……


すでに話題沸騰中! いよいよ10月29日(土)公開となる完全新作映画『デスノート Light up the NEW world』。
その主演、デスノート対策本部のエース・三島創役を演じる東出昌大。そして「デスノート」における永久不滅の人気キャラクター・Lの遺伝子を受け継ぐ竜崎を演じる池松壮亮。この2人に加え、本編ではキラの狂信的な信奉者である紫苑優輝役の菅田将暉を含めた三つどもえのバトルが繰り広げられるわけだが、この注目作を東出と池松はどう捉えていたのか。さらにはデスノートの存在意義とは……。
公開前から様々な波紋を呼び、公開したらさらなる盛り上がりが予想される本作について2人に聞いてみたのだが、最初から話は思わぬところに……。

――いきなりですが、「デスノート」って必要なんですかね?

東出昌大(以下、東出)「必要ないと思いますね。もしあったとしても僕は持てない。今回映画を撮っていて、絶対に使わないと思っていても持ってしまったら変わってしまうかもしれない、そんな恐怖を覚えたので」

池松壮亮(以下、池松)「その質問はよく聞かれるんですけど……『半殺しノート』ぐらいなら(笑)。というのは冗談で、デスノートを使うことで平和になる可能性はある……かもしれないですよね。ただ、もしあったとしても書かれたくないですけど」

――書いてみたい人はいるかもしれませんが、さすがに書かれたい人はいないですよね。

池松「せめて誰に書かれて死んだのかは知りたいですね。全然知らない人に殺されるのもショックなので」

――東出さんは今作に出演し、いろいろと考えられたわけですね。

東出「たとえば戦争でも争うそれぞれの国にそれぞれの正義があるからこそ戦争になるわけですよね。だから、デスノートを持ったときに僕が思う正義も他の人が見たらもしかしたら悪かもしれない。そういうことをさんざん考えさせられながら撮影していたので、デスノートはやっぱり持っていいものじゃないなって思いますね」

――となると、今回登場しているキャラクターの中で共感できる人物も限られてくる?

東出「僕は三島(創)かな……」

池松「やっぱりね……一度演じるとそう思いますよね。僕も竜崎と思いたくなるし」

東出「紫苑ほど闇が深いわけでもないしね……」

――三島も結構闇が深くないですか?

池松「ですよね。僕もそう思います」

東出「僕は三島って普通だと思うんですよ」

池松「いやいや、僕は竜崎が一番真っ当だと思って演じてましたけどね。いろいろ取り繕ってるけど人は殺さないし。それに、僕ら3人(東出、池松、菅田)の中でも僕が一番真っ当なので」

東出「それは嘘だ(笑)」

――ここでも本編ばりの心理戦が勃発ですか(笑)。

池松「東出さん、僕から見たらなんか変なんですよね(笑)」

東出「オブラートを家に忘れてきたね(笑)」

池松「笑いどころも人とズレてるし、お酒を飲むともっと変になるし……菅田くんは菅田くんで変なんですけど……」

東出「菅田くんは変だよね(笑)」

――そこは同じ意見なんですね(笑)。

池松「でも、僕からすると東出さんの方が変ですよ」

東出「自分も結構だよ……変だと思わない?」

池松「僕はわりと真っ当ですよ」

東出「いやいやいや……」

※ここで東出がまわりのスタッフに意見を求めるが、圧倒的に東出が変だという意見が(笑)。

――出ましたね(笑)。

池松「これが真実なんですよ。ぜひ公にしてください」

東出「違う! 絶対に違う……」

――ちなみに、3人の中で一番頭脳派だと思うのは?

東出「役を離れると3人ともバカだと思いますよ(笑)」

池松「結構頭使っていると思いますよ、僕は置いておいてみんなは。東出さんも完全右脳派だし……ただ、菅田くんはたぶん右脳はあまり持ってないと思いますけど、超理屈っぽいんで(笑)」

東出「僕は完全に左脳派だと思ってた……池松くんは?」

池松「僕は真っ当ですね(笑)」

――わかりました(笑)。個人的にかっこいいという部分では、弥海砂が一番だと思いました。

池松「確かに、それが一番正しいと思います」

――話は変わりますが、「デスノート」と言えば様々な形で展開された人気作品です。その新作に携わることになって率直な感想は? 個人的にはまさか続編があるとは思ってもいなかったんですけど。

池松「僕もやっぱり驚きましたね。まさか(前作から)10年後にオリジナルで映画をやるっていうことに。そして、それが自分にまわってきたこと、それもLの遺伝子を受け継ぐ役をやるってことに対して。普段どんなオファーも嬉しいんですけど、あまりにも想像していなかったことだったので動揺しましたね」

東出「僕も動揺しました。もともとデスノート世代ですし、ファンだったので。正直、本当に新作を作るのか、今作る意味は何かという思いが強かったです。でも、台本をいただいて、この物語を知ると“これは……”と思って」

――やはり驚きが大きかった?

東出「よく(デスノート)ファンの方の反応は気にされますかと聞かれますが、僕もファンだったのでそれはよくわかります。ただ、この名前で新作を公開すれば興行収入が見込めるとかを考える方もいるかもしれないですが、それだけの算段で映画なんて絶対に撮れないし、その裏には情熱があるんですよ。そして、何より今回の台本には物語の面白さが詰まっていたので、これは10年越しに作る意味があると確信を持って現場に臨めました」

――東出さんはデスノートを追う捜査官の三島創、池松さんはLの後継者でもある世界的名探偵の竜崎を演じられましたが、役作りに関して意識したことは?

池松「Lの遺伝子を継ぐというところでどうするかすごく考えましたね。あんな人から遺伝子だけをもらって本質的には似てると思うんですけど、Lを超えるためだけの人生ってことを考えると、きっと竜崎の人生はどこかかなり壊れてるかなって思ったんです。そのためだけにひとりで生きてきたわけで。それを手がかりに膨らませていった感じですね」

――竜崎に関して言えば、Lもそうでしたけど外見もかなり特徴的でしたよね。

池松「今回出演するにあたってデスノートの魅力を改めて考えたんですけど、大きいのが(前回夜神月を演じた)藤原(竜也)さんと(Lを演じた)松山(ケンイチ)さんの力。2人が死神に負けないキャラクターを綿密に作ってるところかなって思ったんですよ。しかも、キャラクターにより過ぎず、絶妙なところでとどまってるところに強みを感じて。今回3人の男がいて、デスノートっていう世界を借りてやっただけだったら、本当のデスノートにはなり得ない気がして、いつも以上にしっかり演じないといけないと思いましたし、キャラクター性と実在感をどっちも出せればと思ってました」

東出「ビジュアルのインパクトもそうなんですけど、映画の中での存在感、しっかりとした実態を持ちながら存在してくれた池松くんと菅田くんの2人には、本当に現場で出会えて嬉しかったですね。池松くんたちが深く考えてデスノートの魅力を引き出してくれたと思っていて。三島という役を考えるとデスノート対策本部のなか、警察という組織のなかで特に変わったビジュアルをしているわけでもないんですけど、彼ら2人の成り、形、お芝居がトリッキーだけどリアルっていう、それがデスノートの新しい1ページを開いたかなって思います」

――現場の雰囲気はどんな感じだったんですか?

東出「遠慮がなかったよね、最初から。初対面のときにもそう思ったんですけど、クランクインするといよいよ遠慮がなくなってきて(笑)。でも、お互い思っていることや人としてのモラルの話、それこそデスノートがあったらどうするかとか率直にぶつけているうちにお芝居にもいい影響が出てきて。最初から最後までいい関係性でいけたと思います」

池松「撮影では僕と東出さんの2人でまわしていかないといけない部分も多くて、それこそ対策本部でしんみりやってたら見ている人も面白くないだろうなって思ってました。デスノートに関するルールが入ってこなかったとしても、そういうお客さんも僕らは連れていかないといけない、2人が物語の先頭に立ってみんなを巻き込んでいかなくちゃいけないわけで。そのうえで、もちろんデスノートの魅力であるレベルの高い戦いというのも忘れないように。2人でぶつかって低能な争いになっても面白くないし。だから、絶対に本音は言わないけどギリギリぶつからない戦いをお互いやってた感じですね。読み合いというか」

東出「そうだね、そこはぜひ楽しんでほしいですね」

映画『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー。

©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

Photo by 竹内洋平

<関連サイト>
「デスノート」最新作に出演の川栄李奈に直撃! 彼女が憧れるのは“頭が……”
http://www.entameplex.com/archives/32513

安室奈美恵の新曲MVに死神・リュークの姿が! 異色のコラボが実現
http://www.entameplex.com/archives/32454

大好評USJの「デスノート・ザ・エスケープ」に映画から豪華3人がサプライズ出演
http://www.entameplex.com/archives/30276