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菅田将暉インタビュー! 『デスノートLNW』への出演で感じたこととは……


“『デスノート』は断る理由が一切なかった……”
10年の月日を経て、正統な続編として制作されたシリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』。今作で三島創役の東出昌大、竜崎役の池松壮亮とともにメインキャラクター紫苑優輝を演じた菅田将暉。
彼自身デスノートの大ファンだったようだが、そんな作品の新作に出演するにあたってどんな気持ちだったのか。本作の見所とともにデスノートという物語の魅力、そして世間に対する影響など聞きつつ、さらには数々の作品に出演し今とりわけ注目を集めている彼が考える天才論、そして東出、池松を含めた3人の不思議な関係性も明らかに!?

――そもそも『デスノート』にはどんな印象を持ってました?

「昔から大好きでした。マンガも読んでいましたし。現場でよく池松君が“あれ(デスノート)は事件だった”って言っていましたけど、まさにその通りで。キラとL、天才たちの戦いはある種神話のような出来事でしたし、世間を賑わせた感じがしましたよね。それに、映画もマンガ実写化の走りのような作品でしたし」

――そんな『デスノート』の続編が作られると思ってました?

「全く思っていませんでした。リメイクならまだわかりますが、10年後の様子を描くというのは素直にスゴいなって思いましたね。どうするんだろうって」

――そのときはまだ出演することも決まってなかったわけですよね。

「決まってなかったですね。ただ、話をいただいたときは10年の月日がたった今ならよりリアリティのあるデスノートの戦いが見れるんじゃないかと思ったし、参加するのが楽しみでした」

――ちなみに菅田さんはキラ派とL派どっちでした?

「Lですかね。一番好きなのはメロですけど。ただ、キラもかっこいいんですよね。夜神月のあの必死さがいい。エモくて、泥臭くて。あんな必死な人間はいないですよね」

――今回演じたのはそんなキラを信奉する紫苑優輝役。その設定を最初に知ったときの印象は?

「オリジナルのキャラクターだったことがとにかく嬉しかったですね。作品自体『デスノート』のいいところをもらったうえで、この規模感でオリジナルとして戦おうとする、それはすごいチャレンジだなと思いましたし。マンガに映画、さらにはスピンオフもあって、『デスノート』はこれまでさまざまなメディアで展開されてきましたが、やっぱり断る理由が一切なくて。普通にデスノートに名前を書いてみたかったし、書ける役でしたし(笑)」

――紫苑に共感できる部分とかありました?

「彼は根底がザ・キラ信者。そこに能力と行動力があって、夢を持てちゃった人間なんです。そして、すごくロマンチストでもある。彼の野心については共感できる部分がありますね」

――ちなみに紫苑がキラに憧れるように、菅田さんが憧れるのは?

「ミュージシャンもたくさんいますけど、やっぱり一番はダウンタウンさんですね。もはや憧れというか、神です」

――今回は紫苑を含め東出さん演じる三島創、池松さん演じる竜崎の三つ巴の戦いになっていますが、そのあたりはどうでした?

「紫苑はずっと1人で行動してましたし、三つ巴ではあるんですけど、僕からしたら一対一で戦っている感じでしたね。一対一だと思ったら、結果的に三つ巴だったぐらいの感じで」

――この3人のキャラクターは全員頭がいいいわば天才。そういった人に憧れたりします?

「憧れますね。天才って見ていて気もちいいですよね。それこそ最近動画サイトで天才の逸話を見ていたんですけど、どれも面白いんですよ。やっぱり天才にしか見えない景色もあるわけで……。難しいですよね。わかり過ぎるのもしんどくて、知らないからこそ知る楽しみもあるし……」

――天才すぎると孤立しそうですしね。

「それもありますよね。デスノートの登場人物もどこか悲しい部分がありますし

――『デスノート』では“死”というのもひとつのテーマになっていますが、今作に出演してその概念は変わりました?

「死生観みたいなものはまだ僕の中では確立されていないですけど、それは誰かに操られるものではないし、自分で決めるものでもないというか……でも、どこかにここだっていうのはあるような気がします。そして、それがいつなのかわからないからみんな必死に生きている。そういう当たり前のことを感じましたね」

――この作品は現実社会に様々な影響を及ぼすことになりそうですが。

「僕自身生きるのに必死でいることが好きですし、世の中的にカリスマや神のような存在が欲しいんだと思うんですよ。みんな何かに縋りたいし、自分も誰かと同じでいたい、その感覚が今は特に強いと思います」

――今作を振り返ってみて、改めてスゴいなと思ったところは?

「冒頭から度肝を抜かれて、日本映画にはあまりないかっこよさがありましたね。こういった映画を撮れることは希望だと思います。特に嬉しかったのは、10年前に見ていた映画が、当時はそれこそウルトラマンや仮面ライダーを見ているような遠い世界でしたけど、今回はそれが現実に落ちてきた感じがしたんですよ。きれいな流れ星だと思っていたものが隕石として落ちてきたような、そんな怖さがありましたね。しかも、それがちゃんと人間の話になっていることも」

――では最後に菅田さんなりの見所を教えてください。

「大きなテーマとして、これで終わらせるっていうのがひとつあったんです。そして、制作中にプロデューサーさんをはじめみなさんの言葉を聞いて思ったことなんですけど、暗いニュースが多々ある中で今世の中は神やカリスマを求めていて、この映画はその顛末を見せているような気がするんです。そういった大きなメッセージ性と、単純にエンターテインメントとしてかっこいい映像、人間ドラマ、そしてどんでん返し。その両方が混在しています。ぜひ期待して見に来てほしいですね」

映画『デスノート Light up the NEW world』は、丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他にて大ヒット全国公開中!

©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

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