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桑田佳祐“この男、どスケベにつき!”最新アルバム発売


桑田佳祐のオリジナルアルバム発売、そして全国ツアーの開催が決定した。

4月からはNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌「若い広場」が毎朝お茶の間に流れ、5月からはJTB新TV-CMに出演するとともに、CM内では同じく新曲「オアシスと果樹園」を披露、6月に入ると、自身初のBillboard Live TOKYOでのライブ発表、さらにソロとしてはなんと15年ぶりとなる「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」への出演が決定するなど、次々と活動が活発化してきていたが、ついにオリジナルアルバムの発売と、そのリリースに伴う全国ツアーの開催が発表された。

ソロ活動30年を迎える桑田が、未だほとばしる衝動を抑えきれずに炸裂させた最新オリジナルアルバムは、その名も『がらくた』。この夏、8月23日に発売される。

本作は、桑田のソロ名義オリジナルアルバムとしては2011年に発売された『MUSICMAN』以来、約6年ぶりとなる。2013年3月に発売されたシングル曲「Yin Yang」から、昨年発売のシングル曲「ヨシ子さん」「君への手紙」、さらには「若い広場」「オアシスと果樹園」まで全15曲収録のフルボリュームアルバムとなっている。

ロックンロール、ジャズ、ドゥーワップ、サイケデリック、フィリーソウル、ラテン、レゲエ、ヒップホップ、歌謡曲……と、ポップミュージックのあらゆる語法を絶妙に散りばめ、それらがブレンドされたこの作品は、まさにポップスの臨界点を超えた究極のアルバムと言える。

桑田ほどのキャリアを経たアーティストが、なおここまでの作品を作り上げる才能と手腕は驚異的。今回の発表に際してのキャッチコピーは「その男、どスケベにつき!ソロ30年目の衝動。」とのこと。音楽的な絶倫具合は、相変わらず。

「“がらくた”は、ありとあらゆる要素が無作為に交錯する現代社会の見立てであり、そんな無意味に積み上げられた“がらくた”の中にこそ、ものごとの本質や素晴らしさが宿っている」といったイメージがあるようだが、ある意味では謎解きのようなもの。

今回のツアーは、10月17日、18日の朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターを皮切りに、12月30日、31日の横浜アリーナまで全国10箇所18公演の全国アリーナ&5大ドームツアー。ソロとしての全国ツアーは「桑田佳祐 LIVE TOUR 2012 I LOVE YOU –now & forever-」以来、5年ぶりとなっており期待が高まる。

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