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1年でコラーゲンは1%減…30代以上を救う新アプローチ


無添加にこだわる化粧品メーカー・ファンケルが9月20日より新たなスキンケアを2種類発売。このたび、新発売に先駆けて19日、この商品をいち早く体験できるセミナーが都内で開催された。

「コラーゲンは28種類あるのをご存知ですか?」「人の体からは毎年1%のコラーゲンが失われています」。プレゼンテーションで、ファンケル化粧品事業部・課長の田村ひとみさんが説明した。美を語るうえで欠かせないコラーゲンだが、種類によって効果も変わるという。

今回、ファンケルが新しく発売する「エンリッチ」と「モイストリファイン」は、質のよいコラーゲンを作る独自のアプローチによって生み出された。3年ぶりに刷新する自信のスキンケアだ。「エンリッチ」は、皮膚のコラーゲンの中でわずかに含まれる「V型(5型)」に注目。コラーゲン全体を束ねるV型に栄養を与えることで、強くハリのある肌を作る。「一般的にコラーゲンケアは大半を占めるⅠ型(1型)に着目したものがほとんど。『エンリッチ』は5%未満のV型に着目し、コラーゲンの質を高めた」と田村さんは説明した。

V型は、コラーゲン繊維の奥まった「隙間」に存在するため、これまでのスキンケア用品ではなかなか対応できなかった。しかし「エンリッチ」に含まれる「適応型コラーゲンα」は、小さな分子の小さな成分で肌奥の隅々まで浸透するという。

新商品の2つ目である「モイストリファイン」は、潤いにこだわった。肌の内側と外側の両方にアプローチし、肌の乾燥やキメの乱れ、毛穴の開きなどの複合トラブルを解消する。田村さんによると、毛穴が開きにはコラーゲンが深く関わるとのこと。コラーゲン繊維がやせ細ると、たちまち毛穴は緩んでしまうそうだ。同商品はコラーゲンのダメージを抑制し、保湿と毛穴の引き締めを助ける。ファンケルでは「エンリッチ」はいわゆる“アラフォー”向け、「モイストリファイン」は“アラサー”向けと位置付けている。

セミナー会場には、ファンケルの研究技術を体験するコーナーや、肌測定のコーナーも用意された。一般的なコラーゲンと「適応型コラーゲンα」をそれぞれ絹の布に垂らして浸透力の違いを見る実験や、水を含むと膨らむウォータービーズを使い「モイストリファイン」の保湿持続力を確かめる実験など、さながら「科学館」のよう。セミナー参加者も、視覚的に効果を確認できる取り組みに関心し、楽しむ様子を見せていた。

<関連サイト>
ファンケル 公式サイト
https://www.fancl.co.jp/index.html