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エビ中、全編生バンド演奏での野外ワンマンコンサート!


“エビ中”こと私立恵比寿中学が22日、昨年に引き続き2度目となる全編生バンド演奏での野外ワンマンコンサート『エビ中 秋空と松虫と音楽のつどい 題して「ちゅうおん」2018』を、埼玉県<秩父ミューズパーク 野外ステージ>にて開催した。

夏の野外ワンマンコンサート『ファミえん』のカウンター企画として、『ちゅうおん』はすべて着席、ペンライトなし、コールもなしという、エビ中の音楽をいつもとはまた違った環境でじっくり堪能してもらいたいというコンセプトが掲げられ、昨日までの雨が嘘のような秋空の下、約4000人のファミリー(ファンの総称)が来場した。

開演時間になり、総勢13名のエビ中バンドが出揃ったところで、エビ中メンバーも登場し、公演がスタート。

1曲目は、1999年にスペシャルユニット“福耳”の1stシングルとしてリリースされた「星のかけらを探しに行こう Again」のカバー。
1曲目が終わったところで、「みなさま、秋風の吹く、人恋しい季節となりました、私たち私立恵比寿中学です」と、星名美怜による「ちゅうおん」ならではの落ち着いた挨拶に始まり、自己紹介を終えると、柏木ひなたから「素敵なエビ中バンドのみなさん!」とバンドを紹介。

そして、「summer dejavu」から、リアレンジされた「シンガロン・シンガソン」、その後「紅の詩」「スウィーテスト・多忙。」「スーパーヒーロー」と続けて5曲を披露した。

MCをはさんで、昨年に続きソロのカバー曲パートへ。まず1曲目を柏木からの曲紹介を受けて真山りかがaiko「三国駅」を歌唱。2曲目は真山からの曲紹介で安本彩花が槇原敬之「僕が一番欲しかったもの」、安本からの曲紹介で星名美怜があいみょん「マリーゴールド」、星名からの曲紹介で中山莉子がキリンジ「エイリアンズ」、中山からの曲紹介で小林歌穂がChara「やさしい気持ち」、小林からの曲紹介で柏木ひなたが米津玄師「Lemon」を、それぞれの熱のこもったパフォーマンスで魅せた。

コンサートも後半に突入し、「日記.」「全力☆ランナー」に続き、柏木の「次は昨年のちゅうおんでも披露させていただいたバラードバージョンのこの曲です」という紹介から、リアレンジされた「YELL」、そして「靴紐のファンファーレ」「感情電車」、先月のファミえんのテーマソング曲の「朝顔」をちゅうおんヴァージョンでパフォーマンス。

MCでは安本が「リハから気になっていたんだけど、キンモクセイのにおいがしない?」と話し出すと、中山は「キンモクセイのにおいに(緊張から)助けられてる」と野外ライブならでは一幕も。

続いて、フジファブリック「若者のすべて」のカバー、「響」、「I’m your MANAGER!!!」、そしてリアレンジされた「まっすぐ」、「約束」を続けて披露した。柏木から「次の2曲は皆さん立って楽しみましょう!」と煽り、「でかどんでん」のイントロに合わせて、お客さんからも自然と手拍子がわきおこった。そして、小林から「せっかく盛り上がったので、最後の曲はもっとノリノリになろうぜ!」と「EBINOMICS」で本編を締めくくった。

いつもと違ったライブに緊張がとけたのか、思わず曲が終わった後、各々から「楽しかった~」と安堵の声。それぞれがコンサートの感想を語り合い、最後は「蛍の光」をア・カペラで歌唱し、全26曲約2時間15分にわたる公演に幕を閉じた。
なお昨年同様、この日の模様を収めたライブ・アルバムが、FC(ファンクラブ)限定盤として11月14日にリリースされる。

<関連サイト>
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