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千原ジュニア、ピエール瀧逮捕での放送自粛に苦言


AbemaTVの番組『Abema的ニュースショー』が、3月17日に生放送された。

同番組は、1週間に起こった最新のヘッドラインニュースをはじめ、世間を騒がせているニュースにまつわる様々な噂などを取り上げ、「AbemaTV」ならではの独自取材とまさかの視点で徹底検証する2時間生放送の報道情報番組。

この日の放送では、コカインを使用した容疑で電気グルーヴのピエール瀧容疑者が逮捕されたことを受けて瀧容疑者が出演していた一部テレビ番組やCM等の放送中止や自粛が相次ぐ中、“罪なき作品”への影響の是非について議論が展開された。

この問題に対して、本番組のMCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは「誰も(瀧さんが声優を務めるディズニー作品『アナと雪の女王』の役柄)オラフのむこうにピエール瀧さんを見ていない。(事件の本質とは)全く関係ない話だと思う」と苦言を呈した。

さらに、芸能人が逮捕された際にメディアが放送自粛をするか否かの判断については、「(その判断基準は)鮮度なんですかね?10年前に薬物やっていた人の曲はガンガン教科書載っていたりする」と指摘。また、千原は「ほんまにひとつ言えるのは、お笑い芸人はクスリは絶対にやっていない」と断言し、スタジオゲストのお笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓も「そうなんです、今までひとりも捕まっていない」と強く賛同した。

千原はその理由として、以前吉本興業にコンプライアンス研修の指導に来た元警察官の「これだけの人数いてこれだけの団体で、薬物(使用者)が1人も出ないのは、君たちがある種の“ジャンキー”だから。400円~500円の低賃金で何年もお笑い芸を辞めずに続けられるのは、一度笑いという“麻薬”を知ってしまっているから。お笑い芸人は、本当の“(善良性の)ジャンキー”の集まりです。だから他の薬物に手を出す必要性がない」という言葉をあげた。

これに対して、鈴木は「ただ(芸人には)結構な割合で泥棒はいますよ」とツッコミ、スタジオの笑いを誘った。

また番組の後半では、新テーマパーク『ムーミンバレーパーク」の開業や埼玉をテーマにした映画『翔んで埼玉』の大ヒットなど話題が相次ぐ埼玉県に対して「物申したい」と、埼玉県の“ライバル”と語られることの多い千葉県出身で本番組の進行を務めるテレビ朝日の三谷紬アナウンサーが突撃取材する様子が放送された。対立構造で表現される両県、実際に埼玉県民は千葉県民のことをどう思っているのか探るべく街頭インタビューを敢行する三谷アナは、千葉県をあまり快く思っていない様子の埼玉県民の言葉に撃沈。

そんななか、「埼玉県を好きになってもらうために来ました」と語る催眠術芸人の細野哲平が登場。三谷アナに“埼玉を好きになる催眠”をかけると、それ以降三谷アナは目の敵にしていたはずの埼玉出身の取材相手に対して終始メロメロ状態に。催眠術による自身の変貌の様子をスタジオで見ていた三谷アナは「またこうやって(番組に)おもちゃにされるんですよ…」と頭を抱え、千原ジュニアは「視聴者の方は(催眠術を)嘘やと思っているかもしれませんけど、ほんまやもんね。すごいねあなた」と三谷アナの“催眠のかかりっぷり”を絶賛した。

本番組でお送りした内容は、見逃した番組を視聴できる「Abemaビデオ」で、放送後7日間無料で視聴できるので、ぜひチェックを。

©AbemaTV

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