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食パンブームに新風!?「ラ・パン」のクリーミー生食パン


デパートのイベント開始から10分で100本が完売。開店からわずか30分で250本が売り切れ。高級食パンブームと言われる中でも、いまもっとも注目を集めているのが「ラ・パン」のクリーミー生食パン。その人気の秘密について迫りました。

“生食パン”という名のとおり、「ラ・パン」のパンはトーストせずにそのまま楽しむことができます。はじめて食べる人は、生でも美味しい、そのシルクのような口どけに驚くと言います。美味しさの秘密は、世界中から厳選した素材と蜂蜜。その絶妙のバランスが、やわらかく、ほんのり甘く、シルクのような口どけ感を演出しています。

「ラ・パン」の生食パンは、子供はもちろん、高齢者にも大人気です。「かりっとしたパンは、苦手だけど、これなら歯を気にせずに食べられる」「子供たちは、ここのパンしか食べなくなりました」「食べやすいので、食欲のないときでも食べて元気になれる」という声もあります。販売するパンは生食パン一種類のみですが、生食パンを求める人で店はいつも賑わっています。

デパートの催事場で、10分で100本が完売。開店からわずか30分で、250本が売り切れ。お昼過ぎに店へ行ったけど、買えなかった。そんなニュースを見て、「人気の生食パンを体験したいけど、朝から並ぶのは大変だから諦めた」という人も多いと思われます。あまり知られていませんが、「ラ・パン」では予約販売枠があります。戸越銀座店の境さんによると「事前に予約をいただければ、お店のオープン時間内ならいつでもお渡しできます。常連さんにはご予約いただくことが多いですね」とのこと。一日に作れるパンの量には限りがあるため、確実にゲットしたい人には予約がおすすめです。

連日完売などのニュースで話題となっている「ラ・パン」ですが、実は都心一等地に店舗を構えているわけではありません。その理由は、“パンを通じて地域とつながる”という考え方にあります。

「実は、ラ・パンのお客様の8割が地域に住むリピーターのお客様です。何度か来ていただくとスタッフとも顔なじみになり、会話も弾みます。ラ・パンでは、お客様とのコミュニケーションにマニュアルはありません。心の通わない挨拶やお辞儀よりも、ひとりひとりのお客様と自然体で対話することを大切にしています」と戸越銀座店の境さんは話します。取材時、地域の子供たちが店の前を通る際に、店の外からスタッフに手を振っていく光景が印象的でした。

人や町に活気を届ける、地域密着型の店舗を全国に拡大していく。そんな「ラ・パン」の想いをカタチにしたフランチャイズ一号店が、今年2月、大阪市大正区にオープンしました。オープン初日は、宣伝をしなかったにも関わらず開店前から長蛇の列で、開店わずか30分後に250本が完売。フランチャイズ二号店は、東京で計画されています。
店舗開発を担当する山下さんは「やみくもに店舗を拡大するつもりはありません。あくまでその地域に根付いた存在として、地域に愛される存在であることが第一です。私たちが目指しているのは、食べた瞬間に思わず笑顔になるようなパンです。多くの人に香りと口どけが最高のパンを届けることで、笑顔を拡散していきたいですね」と語りました。

5月には、ラ・パンブランドのオリジナルジャムを発売予定。スタンダードラインナップに加え、季節に適した、その時食べたい!ジャムも揃う。また2種類のオリジナルバッグも発売される。オリジナルキャラクターがプリントされている普段使いもできるエコバッグは、生地もしっかりしていて、高品質なのが特長です。使わないときは、コンパクトに折りたためるショッビングバッグは、黒をベースにラパン袋の象徴=鍵盤もあしらわれていれるお洒落バッグ。こうしたオリジナルグッズも、ラ・パンの楽しみ方のひとつだ。

<関連サイト>
「高級クリーミー生食パン ラ・パン」公式サイト
http://www.la-pan.jp/