Entame Plex-エンタメプレックス-

「とある」御坂に扮する人気レイヤーが“自販機蹴り”


“バシッ!”と軽快な音が新宿の地下街に響き渡る。これは、人気コスプレイヤー・伊織もえが「自販機」を蹴りつける打撃音だ。

これは、スマートフォン向けRPGゲーム「とある魔術の禁書目録 幻想収束(イマジナリーフェスト)」特別イベントの一場面。1月20日、東京メトロ新宿駅の地下通路・メトロプロムナードに「とある電撃姫の蹴自販機(#とあるキック自販機)」を設置したことを記念し、伊織のほか、ゲームのプロデューサー、スクウェア・エニックスの中倉岳大氏が登壇した。

人気アニメ・小説「とある魔術の禁書目録(インデックス)」シリーズでおなじみのヒロイン・御坂美琴が“自販機を蹴る”公園のシーンを再現した企画。自販機にキックすれば、ジュースではなく限定のキャラクターステッカーを入手でき、同日より誰でも試すことができる。

中倉氏は「蹴る自販機」というユニークな試みについて「ゲームの0.5周年に合わせてどんなプロモーションができるか考えたとき、原作のあのシーンをどうにか再現できないかという発想からスタートした」と話す。またゲームについて「シリーズの垣根を超えていろんなキャラクターでチームが組めたり、戦ったりできるのが魅力」と語った。

御坂のコスプレをした伊織は「人生で初めてルーズソックスをはいた。すごく長くてびっくりした」と笑う。スカートの丈や髪飾りにもこだわったという。「とある」シリーズについては“古参ファン”として「漢字にカタカナのルビを振るスタイリッシュさがカッコいい」と魅力を語り「こんな形でイベントに参加できて嬉しい」と喜びを伝えた。

また、現在放送中のアニメ新シリーズ(とある科学の超電磁砲T)にも触れ「1話の最後で御坂がビルから飛んできて仲間のピンチを救うシーンがすごくカッコよかった」と話す。

イベント中盤には伊織が実際に自販機にキックする一幕も。原作の御坂さながらの見事な蹴りは「事前にキックボクシングに通って準備した」からこそ。2度目のキックでは、“ビリビリチャンス”が発生し、迫力のある演出とともに大当たり。伊織さんは全12種類のステッカーを入手し満面の笑みを浮かべた。

イベントの最後には、中倉氏から「この限定ステッカーは『超電磁砲』にちなんだキャラだけでなく、原作小説で人気のキャラのものもあります。ぜひ皆さん、手に入れるためにたくさん蹴っていただければ」とのエールも。レアなアイテムを入手できるチャンスだ。イベントは26日(日)まで。

<関連サイト>
「とある魔術の禁書目録 幻想収束(イマジナリーフェスト)」公式サイト
https://www.jp.square-enix.com/index-if/