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コロナ禍のお金事情…3人に1人が給与減の中でやりくり


auじぶん銀行株式会社(以下 auじぶん銀行)は、2020年6月1日~3日の期間において、全国のビジネスパーソン男女500名を対象に「コロナ禍におけるお金への意識」に関する調査を実施。このたび、その結果が発表されました。

ビジネスパーソンに対し、新型コロナウイルスの影響により、働き方にどのような変化があったかを調査しました。結果は「在宅勤務になったが、勤務日数は変わらない(25.8%)」「勤務日数が少なくなった(18.0%)」「休業した(9.0%)」「失業した(1.0%)」と少なくとも55.6%の人が、新型コロナウイルスの影響を受けていることが明らかになりました。

一方で、44.4%の人が「何も変わらない」と回答しており、職場の環境や職種による事由もあるかと思いますが、通常通り働いている人も一定数いることが分かりました。また、給与の変化について質問したところ、「変わらない(59.6%)」が最も多い結果となりましたが、3人に1人の人が「減った(37.8%)」と回答しました。

さらに、給与が減ったと回答した人に、給与が減った分をどのようにやりくりしているか聞いたところ、「節約をするようになった(67.7%)」が最も多い回答となりました。次に「貯金を取り崩した(40.7%)」「他の職を探している(副業など)(13.2%)」という回答が続き、給与が減ってしまった現状に対して、自分の力でやりくりしようとしている人が多いことが明らかになりました。

次に、新型コロナウイルスの影響で支出は変わったかを質問したところ、43.8%が変わらないと回答。支出が「増えた(18.2%)」「とても増えた(2.2%)」と回答した人よりも、「減った(30.6%)」「とても減った(5.2%)」と回答した“支出が減った”人の方が多いことが分かりました。

また、増えた支出について聞いたところ、「食費(自炊)(45.2%)」が最も多い回答となり、「水道光熱費(34.4%)」「デリバリー出費(23.6%)」という回答が続き、家にこもる時間が長いからこその出費が多い結果となりました。一方で、減った支出について聞いたところ、「外食費(50.0%)」が最も多い回答となり、続いて「友人との交際費(36.2%)」「交通費(34.2%)」「衣服(25.8%)」。外出自粛の影響を受けた調査結果となりました。

コロナ禍におけるお金に困ったエピソードを調査。「家賃が払えないかもしれない」「給料が減って今後が不安」等、国民の窮状が浮き彫りとなる悲しいエピソードが多数寄せられました。

◆悲しい!お金に困ったエピソード10選
・在宅勤務環境にないので休業になり給料が6割に減った。派遣社員なので契約更新不可となり新しい仕事を探さないといけなくなった。(東京都・34歳女性)
・まだ貯金も少しはあるので持ちこたえているが、仕事時間や日数が減った分給料も少なくなっているので、今後の生活がどうなっていくのか不安。(神奈川県・42歳男性)
・家賃が払えないかもしれない(大阪府・49歳女性)
・子どもの学校と自分の仕事の兼ね合いが精神的かつ金銭的につらかった。収入が減っても学童等は月で金額が決まっていて安くならないので。(山口県・29歳女性)
・収入が減ってやりくりが大変なのに年金や生命保険料、光熱費などの請求は容赦なくやってきて困った。(大阪府・47歳女性)
・今のところ毎月の給料に変化はありませんが、夏に貰えるはずだったボーナスが無くなりました。車の車検代に当てようとしていたので困りました。(福島県・28歳女性)
・披露宴が中止になり、キャンセル料を取られた(北海道・37歳女性)
・バイトがない、できない娘。学生一年生で上京してバイトで頑張って生計立てるつもりだったので参って
る。これからバイトしたいところだったので、バイト代が激減してるわけではないので学生支援のお金は
もらえないんだろうな…(北海島・46歳女性)
・削れるものから削りたかったので近所のスーパーではなく少し遠いが、業務スーパーや安い店を探して行くようになった。(大阪府・29歳女性)
・外出を控える生活のため、ネットで買い物が増えており、お金を使っている実感がわきにくい。しっかり把握が必要。(東京都・47歳女性)

また、新型コロナウイルスの影響で、お金への意識が変わったなと思うエピソードについても調査。今後のために「節約」「資産運用」「投資」等が重要だと考える意見が多数寄せられました。

◆新型コロナウイルスによる影響で、お金への意識が変わったなと思うエピソード10選
・なにかあったときのために、貯蓄は大切だと思った(東京都・25歳女性)
・いつ仕事がなくなるか分からないと感じたので、今後は貯金額を増やそうという意識になった(東京都・34歳男性)
・貯金や資産運用に興味が出てきた(東京都・27歳女性)
・貯蓄や資産運用ももっとやらないと、今後またこういうことが起きたときに不安だ(大阪府・29歳女性)
・投資の重要性を感じた(大阪府・27歳男性)
・副業を始めようと思った(青森県・29歳男性)
・1円でも節約したい(大阪府・46歳女性)
・食費を節約が一番できると思った。仕事だからと自炊はあまりしなかったが、自炊すれば太りにくいし
だいぶ節約できるとわかった。これからはお弁当を作っていこうと思う。(神奈川県・38歳女性)
・今までの支出を見直した。欲しくて買うものと必要で買うものを考えるようになった。(愛知県・48歳
女性)
・今までは購入を検討する際に価格はそこまで気にしていなかったが、スーパーでの買い物など日常の
ちょっとした買い物でも価格を見て買うかどうかを検討する様になった(東京都・31歳女性)

ビジネスパーソンに対し、国からの特別定額給付金(10万円)を受け取ったか、または受け取る予定かを質問しました。「受け取らない」と回答した1.2%の人を除き、約99%の人が特別定額給付金を受け取ったか、または受け取る予定ということが分かりました。

また、特別定額給付金の申請を何月にしたか、またはする予定かを質問しました。最も多い回答は「5月(54.9%)」。続いて「6月(41.7%)」「7月(2.6%)」という結果となり、多くの人が比較的早めに申請の動きをとっていることが分かりました。さらに、特別定額給付金の申請方法について質問したところ、「郵送」が91.1%と、オンラインに比べると圧倒的に多い結果となりました。

続いて、特別定額給付金の使い道について質問しました。最も多い回答は「貯金(42.7%)」。次に「食費(34.8%)」「日用品(29.6%)」「趣味(23.7%)」「家賃(19.4%)」という回答が続き、生活に必要なものに充てる、比較的堅実的な人が多いことが分かりました。しかしながら、趣味に充てる人も2割以上という結果となり、自分の楽しみのためにお金を回す人も一定数いるようです。

特別定額給付金の金額について十分だと思うかという質問をしました。結果は、「十分ではなかった(39.6%)」が「十分だった(26.6%)」より多い結果となりました。また、3人に1人は「どちらともいえない(33.8%)」と回答。それぞれの理由については、十分だった人からは、「特に収入に変化がないから」「もらえるだけありがたい」といった意見が目立ちました。十分ではなかった人からは、「それ以上に収入が減ったから」という意見が多くありました。どちらともいえないと回答した人からは、「自分は十分だが職業によっては足りない人もいる」「もらえるのはありがたいが、いつまで続くか分からないので今後が不安」「給付のスピードが遅い」「もっとほしいが、国の財政を考えると妥当」といった、新型コロナウイルスに対する先の読めない状況を不安視する意見が多く寄せられました。

■十分だったと思う理由
「もらえるだけでありがたい(東京都・25歳男性)」
「臨時ボーナスがもらえる感覚(兵庫県・49歳女性)」
「給料は少し減ったが10万円でまかなえる程度だったので、貰えるだけ助かる。額は妥当だと思う。これ以上となっても難しいだろうし、対応してくれた方だと思っている(大阪府・29歳女性)」
「収入変化や出費の埋め合わせになったから(東京都・38歳女性)」
「仕事も減ってない私たちにもこの額はありがたい(静岡県・24歳女性)」

■十分ではないと思う理由
「給料が10万円以上減少している(埼玉県・33歳男性)」
「これから収入が減る見込みなので、あと何度か給付金を検討して欲しい(茨城県・38歳男性)」
「今の経済状況がいつまで続くかわからないので10万では心細い(埼玉県・35歳男性)」
「約2か月休業しているし、今後も今まで通り仕事ができる補償がない仕事なので10万円だけではとても不安だ(大阪府・29歳女性)」
「まず申請書が届くのが遅すぎる。そして給付も遅すぎる(大阪府・25歳女性)」

続いて、特別定額給付金が「十分ではなかった」と回答した人に、あとどのくらい必要か質問しました。最も多い回答は、「20万円以上~30万円未満(30.3%)」。次に「10万円以上~20万円未満(24.7%)」、「50万円以上(24.2%)」という結果となりました。それを何に充てたいかという質問に対し、「家賃」「生活費」という意見が多く、新型コロナウイルスによる生活への影響がうかがえる回答が目立ちました。その他には「税金」や「住宅・車のローンの返済」「貯金」といった回答もあがりました。

ビジネスパーソンを対象に調査し、3人に1人は給与が減ったという事実や、「節約」をはじめたという声、今後のために「貯蓄」や「投資」考えるようになったという声など、新型コロナウイルスは家計に大きな影響を及ぼしていることが明らかになりました。

新型コロナウイルスの影響は決済にも及んでおり、支払い時の接触を最小限に抑えることが出来る非接触型決済の利用が加速すると言われています。また、外出自粛生活によるネットショッピングの増加に伴いキャッシュレス決済の機会が増え、「お金を使っている実感がわきにくくなった」との声もあるようです。お金の管理という観点から、口座残高を上限として利用代金が即時で引落とされるデビットや、チャージ金額の範囲内での利用となるスマホ決済を活用してみてはいかがでしょうか。口座残高を超える利用ができないので使いすぎる心配がありません。また、これらのキャッシュレス決済は利用履歴が残るので、そのまま家計管理に活用できます。

auじぶん銀行は、じぶん銀行アプリから即時発行できるカードレスのじぶん銀行スマホデビットや、auPAYチャージに対応しています。auPAYアプリでは、銀行口座やクレジットカード、電子マネーの利用履歴や残高が確認できる「お金の管理」機能がありますので、このアプリひとつで面倒な家計の管理を一元化することが可能です。新しい生活様式の決済手段でもあるキャッシュレス決済の利用にあわせ、家計管理の方法も見直してみてはいかがでしょうか。

<関連サイト>
auじぶん銀行
https://www.jibunbank.co.jp/