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元テレ朝・前田有紀アナの睡眠事情は「常に時差ボケ」


大手ベッド会社パラマウントベッドは、3月18日(金)の「睡眠の日」に合わせて、3月14日~20日の間、眠りの多様性や新感覚を体験できる「眠りを楽しむWEEK」をDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYにて開催。14日に元テレビ朝日アナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀とパラマウントベッド睡眠研究所研究員・椎野俊秀氏によるトークショーを実施した。

約10年間のアナウンサー生活で、睡眠事情はどのようなものだったのか。前田は「常に海外旅行の時差ボケ状態」と当時を振り返る。深夜番組と早朝番組が週で入り混じり「いつも頭がボーとしているときもあった」と話す。睡眠時間の少なさに悩まされる日々だったという。とはいえ、フラワーアーティストの現在も、夜の搬入や早朝の花の仕入れなどがあり、不規則さは変わらず。「今も睡眠の質をより良くしたいという気持ちがすごく強い」と話した。

では、どうすれば睡眠が改善するのか。椎野氏が薦めるのは「昼寝」だ。ただし寝過ぎはパフォーマンス低下につながるため、「15分が理想」という。一方で、午後3時以降は夜の睡眠に影響があるためNGと話した。

また、椎野氏は「日本人の睡眠時間は世界的にみても短い」とも。長年、韓国の睡眠時間の短さが際立っていたが、近年ではそれを下回る結果になっているという。椎野氏は「寝る間を惜しんで頑張る文化が根強く残っているのでは」、前田は「欧米では子どもが夜泣きをしてもそのままにする文化がある。子育て事情の違いも睡眠を削る原因になっているのかも」と推測した。

パラマウントベッドの独自調査では8割以上の人が「睡眠が日中のパフォーマンスに影響があると実感」と答える一方で、約7割が「睡眠の対策ができていない」と回答している。これに応じて同社では2019年、「一人ひとりに合った最適な睡眠をとることでアクティブな人生を」をコンセプトに掲げ、ITと寝具を組み合わせたブランド「アクティブスリープ」を創立。

椎野氏は「睡眠の質の低さなどに注目が集まるなか、眠りをネガティブに考えず、今回展示した光や香りの空間を体験してもらうことで『眠るのは楽しいこと』と思ってほしい」と訴えた。

前田は「これまで自分の眠りの質をちゃんと考えたことがなかった。主体的に眠りと向き合うことで、日常をより質の高いものにできるんだという気づきがあった。眠りを良いものにして毎日元気いっぱい過ごせるようにしたい」と感想を語った。

「眠りを楽しむWEEK」では、パラマウントベッド社員による説明を受けながら「香り」「音楽」「明かり」「IoT(モノのインターネット)」をテーマにしたベッド空間をそれぞれ体験できる。また会場には前田によるフラワーアレンジメントを展示。「目覚めたときに元気が出るようなビタミンカラーの花を集めた」(前田)鮮やかな作品も会場に色を添える。「最近眠りが浅いかも……」と悩んでいるなら、一度会場に出向いてみては。“間違いだらけの睡眠”に気づきを与えてくれるかもしれない。

<関連サイト>
「パラマウントベッド」公式サイト
https://www.paramount.co.jp