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“猫さま”も人も日常的に使える…極上の高級ソファ


壁一面に敷き詰められたトイレットペーパーに、宙づりになったハイヒール──。東京・六本木のインテリアブランド「リーン・ロゼ」の直営店「リーン・ロゼ東京」の約3.5坪の一角に、東京スカパラダイスオーケストラやあいみょんなどとのコラボレーションで知られるアーティスト・とんだ林蘭が手がけた異世界があらわれた。

その“作品”の名は「特別なロゼトーゴの部屋」。リーン・ロゼの代表的なソファ「ロゼトーゴ」を中心に据え、奥には20版ほど重ねたという大きなシルクスクリーンの絵画、あちこちには自身のアトリエから持ち込んだ小物が並ぶ。

大量のトイレットペーパーが並んだ圧巻の壁は「唇型のキスマークのトイレットペーパーをアトリエに積み上げていて、その雰囲気を持ってきたかった」と、とんだ林。「実際にソファに腰掛けて、リラックスして楽しんでほしい」と話す。一方で、鏡に施したシルクスクリーン作品は1発勝負のため、緊張したそう。実際に座ってみてぐるりと見渡すと、見れば見るほど不思議な空間だ。

ロゼトーゴの誕生50周年を記念した本企画は、リーン・ロゼの日本代理店である「ドリームベッド」の担当者が、以前からロゼトーゴを愛用するとんだ林にコンタクトを取り実現したという。

「部屋」のすぐ横に鎮座するソファ「にゃんトーゴ」は販売50周年の期間限定商品で、生地に特殊コーティングを施す、動物の爪が引っかかりにくい極細繊維を採用するなど、家族である猫がくつろぐためにつくられたロゼトーゴの特別製だ。 もちろん、他のペットも使うことができる。

いく層ものひだは、もちろんロゼトーゴの伝統製法を踏襲している。ふんわりとした上質の高密度ウレタンフォームで座り心地も抜群だ。最も心地よい場所を探す天才といわれる猫が飛びつくことは間違いなさそうだ。

開発のヒントになったのは、子ども用のロゼトーゴをペット用に購入する顧客の姿から。発売日も2月22日の「猫の日」に合わせた。

2月26日には「私とロゼトーゴ」という、普段から愛用するロゼトーゴや展示に関する話をする、とんだ林のトークショーも同地で催された。インテリアショップの一角に突然出現した美術作品のような特別展示は、一見の価値ありだ。「特別なロゼトーゴの部屋」は3月28日(火)までなので、ぜひ足を運んでみてはいかが?

<関連サイト>
「リーン・ロゼ」公式サイト
https://www.ligne-roset.jp