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皇居・千鳥ヶ淵の桜と東京国立近代美術館の春の名作競演


皇居や千鳥ヶ淵、北の丸公園など桜の名所エリアに立地している東京国立近代美術館。桜の開花に合わせ、桜をはじめとする春にちなんだ様々な作品が一室に並ぶほか、前庭にはお花見を楽しみながらひと休みできるお休み処を用意し、ドリンク、フードのテイクアウト販売も実施。


ポール・セザンヌ《大きな花束》
1892-95年頃

「美術館の春まつり」では、所蔵作品展「MOMATコレクション」にて、桜をはじめとする春にちなんだ作品を展示。ピンクの花弁が目にも鮮やかな船田玉樹《花の夕》をはじめ、雨にけぶる吉野の桜が抒情的な菊池芳文《小雨ふる吉野》、桜の絵を得意とした跡見玉枝《桜花図屏風》など、華やかな屏風を展示。また、図案家の杉浦非水による、版画で草花を写実に表現した《非水百花譜》、現代作家の児玉靖枝《ambient light – sakura》も加えた約30点が一室に集まる。


船田玉樹《花の夕》1938年

■桜を見ながらひと休み

前庭に床几台によるお休み処を用意します。また、三國清三シェフがプロデュースするレストラン「ラー・エ・ミクニ」による、特製お花見弁当や筍のムサカ(グラタン)、桜色のロゼスパークリングワイン、ドリンク各種などのテイクアウト販売をおこなう。

■春らしいオリジナルグッズ

ミュージアムショップでは、チケットファイル、マスキングテープなど春らしいオリジナルグッズの販売も。

また、トラベルインフルエンサー・AYUMIに東京国立近代美術館周辺の桜の様子と「美術館の春まつり」会場内を会期前に撮影してもらった。自身のInstagramでは、旅行をテーマに世界の観光スポットを独自の世界観で紹介。多くのフォロワーに支持を集める彼女が撮影した「美術館の春まつり」の様子もInstagramでも投稿されているので、こちらもぜひチェックを。

皇居・千鳥ヶ淵の桜と美術館の春、どちらも心ゆくまで楽しんではいかが。

■「美術館の春まつり」開催概要

※2022年「美術館の春まつり」の様子
撮影:三嶋一路

・期間:3月17日~4月9日(日)
・会場:東京国立近代美術館(東京・竹橋)
東京都千代田区北の丸公園3-1
・開館時間:10:00〜17:00(金曜・土曜は20:00まで)
※入館はいずれも閉館30分前まで
※同時開催の企画展「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」は9:30開場

<関連サイト>
東京国立近代美術館「美術館の春まつり 2023」
https://www.momat.go.jp/extra/2023/springfest/