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いまや国民病、花粉症の予防にはなんとあの手軽なフルーツが効果的!?


現代人の約5人に1人が悩んでいると言われている花粉症。とりわけ女性にとってはメイクが落ちる、体調やメンタルにも大きく影響したりと、まさに花粉症は天敵。このたび日本バナナ輸入組合はそんな花粉症とバナナの関係性について、20代~40代の花粉症に悩む女性500人を対象にアンケート調査を実施。その結果を公開した。

まずは「花粉症の症状の程度」について聞いてみると、「軽度」と答えた人が36.8%、「中度」が54.2%、「重度」が9%という結果に。約6割以上の人が花粉症に悩んでいることがわかる。

それをふまえた上で「花粉症でもっとも辛いこと」を伺うと、最も多かった回答は「鼻水が垂れる」(52.8%)、次いで「くしゃみ・かゆみで眠れない」(18.2%)、「ものごとに集中できない」(16%)と続いた。それだけに、仕事にも影響することが多いようで「花粉症が仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしているか」という問いには、「とても影響している」、「影響している」、「すこし影響している」という答えが合計が約80%。花粉症がは多くの人の仕事の妨げになっていることがわかった。ちなみに、その理由としては「鼻ばかりかんでいて何も進まない。頭がぼーっとして何もしたくなくなる」や「薬を飲むと眠くなる」、「接客業なので、くしゃみ鼻水等NG.」、「集中力が下がる」というコメントが目立ち、なかには「おしゃれできない」、「鼻の下が真っ赤になっていて困った」、「鼻水を何回も拭くので、その周りの化粧がはげて醜い」といった女性ならではの見た目に関する切実な思いも見かけた。

そんな花粉症に対してどんな対策を行っているのかと言えば、「マスクを着用する」がダントツトップの81.4%。次に「薬を服用する」(59.4%)、「うがいをする」(34.8%)、「点鼻薬を注す」(31.8%)という結果に。同時に「毎年自覚症状がでるどのくらい前から対策をしているか」アンケートしてみると、62.2%の人が「軸亜症状が出てから」と答え、「してない」(5.4%)、「症状が重くなってから」(5.8%)とあわせると7割以上の人が花粉症になってから対応するようで、多くの人が常に日頃できる日常的な予防策をとっているようだが、事前の予防を怠っている人がほとんどだということがわかった。

さらに、今回は花粉症の対策として食事に気を使っているか聞いたところ、「はい」と答えた人はなんと18.8%。そこからより突っ込んで「どんな食べ物を食べているか」聞いてみると94.8%の人がヨーグルトと回答。次いで「お茶」が41.5%、「トマト」が21.3%。しかし、それら食事による改善を実感しているかと言えば、64.9%の人が「とくに変化はない」と回答。食べ物における花粉症における効果、一般的に効くと思われている食べ物は本当に効くのか、疑問が残る結果となった。

そんななか、2010年にはバナナの摂食による花粉症の予防効果について検討が行われ、その結果、スギ花粉症を発症させたマウスにバナナを毎日食べさせると、生体内の白血球数が増えること、花粉症アレルギーの指標である、好酸球数の増加を抑制する効果があることがわかった。この調査では、1日2本のバナナを接種することで、花粉症の自覚症状抑制に効果があるという研究結果が出ている。

<関連サイト>
日本バナナ輸入組合(バナナ大学) http://www.banana.co.jp/about/union.html
冷えは大敵! ホットバナナでぽっこりお腹撃退!? https://www.entameplex.com/archives/5493